薄桜鬼　随想録 - お昼寝タイムズ＠ゲーム

幕末の乱世を舞台に新選組隊士との恋愛を描いた女性向けAVG『薄桜鬼』のファンディスク『薄桜鬼随想録』が、多数の新要素を加えてPSPに登場!

PS2版では語られなかったストーリーや新規描き下ろしCG、ボイスの追加収録など、ファン垂涎の作品に仕上がっている。

主なモードは、イベントをクリアする度に新たな物語が追加されていく"随想録"と、本編プレイ中に集めた"桜花片"の数によってミニイベントやオマケ画像が見られるようになる"桜花幻想録"の2つ。

従来の攻略キャラクターに加えて、物語上の重要人物である永倉、近藤、山南、山崎ら重要人物たちのシナリオも余すところなく収録されている。

ちょっと評価は甘めかなぁ、3.5って。

＜システム＞

システム周りは薄桜鬼本編から変化なし。

相変わらず文章を読むには快適な基本あり（オート・スキップ・バックログetc.）、ゲーム性は皆無（3つの分岐イベント以外全部選択肢がひとつしかない笑）、絵は綺麗、声は結構聞き取りづらい、フォント見づらい、そんな感じ。

オマケ要素もわりかし充実してたかなと思います。

クリア後に届く攻略キャラクターからの手紙の胡散臭さ尋常じゃなかったけどね笑

なんで手紙なんだ。わけわからん。手紙だけデフォルト名呼びなのも謎……。しかも無理矢理名前呼ばせようとしてる感が満載なのである。

普通手紙でそんなに相手の名前連呼せんぞ。

それでもデフォルト名呼びは嬉しいよね。

パロディの「薄桜鬼SSL（すいーとすくーるらいふ）」はもう、「いつ発売なの？」って思ったのはわたしだけではないはず笑

いやもう正直すげー面白そうなんですけど。こういうお遊び大好き！

男主人公の黎明録なんて意味不明なソフト発売するくらいならSSLの企画立てて欲しかったなーと思ったり。笑

原田さんのオマケ吸血シーンはえろすぎてびっくりしました。

なんで脱いでるんですか？笑

＜ストーリー＞

本編よりはほのぼのしててとっても幸せな気持ちになる！

全員揃っての新選組時代を改めて楽しめるのが一番嬉しかった！　本編のご飯イベントとか健康診断イベントとか大好きだったんだよ。

「日常」「ラブ」押しなおかげで、主人公の役立たずっぷり（笑）も控えめで、むしろ「お前の作るご飯美味しい」とかそういうとこ、ようやくお役に立ててるのかしらんって感じで嬉しい。

花魁になって潜入捜査イベント、すげー可愛くてよかった！

主人公が可愛くて楽しい。みんなが褒めてくれるのが嬉しい笑

こういうの好き！

サブキャラも地味にピックアップされてるのもとってもいい。

ちょびっとながら山南さん・新八っつぁん・山崎・近藤さんなんかのイベントがあってうきうき。

それぞれはまたあとの感想で書くとして。

しかし、ほのぼのなればなるほど「なんでこれを本編に盛り込まなかったんだよおおお」という気持ちに支配されるのも否定できない。

ボリュームもそこまでないし、ぶっちゃけ本編プラス随想録でもゲーム容量的には余裕なんじゃないか？　と思ってしまうんだよなぁ。

フラグ管理なんかカケラも必要なさそうな一本道ノベルゲってほんとなんなんだろう……。

合間にコーエーの遙かやコルダをやりつつプレイしちゃったせいで、余計退屈に感じたのかも。

やっぱりわたしはゲームっぽいゲームのが好きだなと実感。

「あの事件の頃にはこんなことが実はあったんですよ」形式なおかげで、ブツ切り感もどうしてもあるし。

このルートって誰が敵で誰が味方なんだったかも記憶が曖昧になってたので困った。

本編のすぐあとか、本編やりながらやるのがいいのかも。

・キャラクター感想

　好き：風間＞平助≧斎藤＞原田（＞山南）＞沖田＞土方