遙かなる時空の中で5 天海ルートクリア
※このプレイ日記はネタバレの塊です
ようやくきました、天海ルート。
いまいち乗り切れなかった感がちょっと残念。でも最後にピンポイントでわたしの心を揺さぶってくれました。
八葉+都+ノーマルをクリアすると現れる天海ルート。
話に関係なく自分で時空跳躍しなきゃいけないって気付かなくて、何度8章をやったことかw
遙かなる時空の中で5の記念すべき初立ち絵・初スチルを颯爽と奪っていく謎の坊さんが全く登場しないことがいささか気にかかっていたのですが、天海ルートでようやくご登場。
あんだけ大々的にラスボス臭を漂わせといて隠しボスってなんなんだ!
彼は南光坊という家康に仕えていた僧侶で、幕府維持のために(先代の)龍神を呪縛し、白龍の神子を呼び寄せようとしていたんですね。初っぱなのアレがそのシーンだったと。
しかし呼ばれるさなか、偶然にも時空の狭間で狭間の神としてぼんやり漂っていた天海と遭遇。
このときの遭遇で、天海は初めて神子の中に「光」を見て、主人公に焦がれるようになります。福地パターンですな。
天海が主人公の代わりに(主人公を庇って?)南光坊の元へと引き寄せられ、呪詛をかけられて幕府を千年保たせなければならなくなってしまう。天海が宰相として働いている理由はコレだったみたい。
天海は元々が狭間の神で「何も知らなかった」うえ、異世界に呼び出されて以後も体は呪縛されて東照宮の奥底に眠っているので、他者との触れあいの暖かさを知らない。さらに自分の身替わりとなって呪縛され、幕府のために働かされている。
そんな天海を救いたいという思いを強めるイベントを挟みながらノーマルルートを進んでいき、ついに天海と対峙。
二つの世界のために白龍の神子として天海を倒さないといけない。でも、天海を助けたい。相反する気持ちに苦しみながら天海を倒し、狭間に追い返します。
そこでようやく、「神子としての勤めは終わった」として、主人公も天海を追って時空の狭間へ。
この流れ、好きだな! BASARA(田村由美の)を思い出しました。あれは泣ける。
命を削りまくって狭間を探し回り、狭間を漂っていた天海を発見。「今度はあなたの願いを聞く」と言う主人公……。
現代に戻ったが、天海はいない。まだ狭間を漂っているのかと心を痛めていたら、突然現代に天海登場→エンド!
という……この流れがいまいち理解できず。
最後、天海が現代にやってきたのはなんだったの?
狭間の神がいなくなっちゃうと、世界の均衡が保たれなくなって融合していっちゃうんじゃないの?
てか、天海は人間になったの? 狭間の神のままなの?
まさか狭間の神が代替わりしたの?
全て龍神パワーで解決ですか?
なんか、あんまりにも超展開すぎてびっくりした。ポカーン( ゚д゚)でしたよ!
それまでの過程も、天海の行動がいまいち理解しきれなくて置いてけぼりがちだったのよね。
加えてほとんどがノーマルルート通りにイベント挟まれるかたちで、個別は最終章だけってのも地味に痛い。
いまいち感情移入しきれず、ノリきれないままに超展開に持って行かれるもんだからもうついて行けないの一言。
大団円がまだあるとはいえ、最後の纏めにしてはちょっとお粗末かなぁと思いました。
しかし、現代にやってきた短髪天海はかっこよかったことは認めざるを得ない。これで色々補完できてる(個人的に)。
遙か5で一番のイケメンだと思います。いややっぱり二番。福地さんの次。