ソラユメ 水窪ルートクリア
※このプレイ日記はネタバレの塊です
せっかくのクール系メガネで声も最高にいいのに、なんだか全然威力を発揮できていない気がしたw
と言いつつ、囁きは最強なわけですけど。あの声は反則。
おおもとのストーリーとしては、骨董屋の娘である主人公が、蔵で見つけた指輪をはめてみたら悪魔のルーエンが突然出てきた。ルーエンは「ヘリオトロープ」という、はめると狂人化してしまう指輪を探しているみたいなので、一緒に探すことに、って感じ。
カエル畑と同じく、基本的には攻略対象が2人×3組のセットになってるみたい。
この水窪(みさくぼ)くんは遊園地コンビの片割れ。
どうでもいいことですけど、「みさくぼ」って読めないよね……。はじめは「みなくぼ」だと思ってて、何回も名前んとこ聞きなおしたりしたよ。名前も「かずま」かと思ってたら「いっしん」やしね。わかんね! でも「みさくぼ」って一発で変換できてびっくりしたw
どうやらわたしの苗字よりはメジャーみたいです。
とりあえずまず声を大にしていいたいのが、あんた一体いつ主人公のこと好きになったの? ってことなんですが。
幼馴染の勇人の誘いで田舎のお家に泊まらせてもらうことになる以前は全然仲良くなかったのよね?
なのに、旅行中から旅行後にかけていきなり押せ押せモード全開でやってくるから正直戸惑いましたw
しかも、しかもね……鈴菜……!!!
そして勇人……!!!
ちょっとちょっとこのルート大丈夫? 全然輝いてないよ水窪くん……! そして主人公もね!
鈴菜の割とあからさまな水窪くん好きにも気づかず、周囲に一切の遠慮をせずイチャイチャするのには若干戸惑いました。いやあんた、主人公、気づけよ! 水窪くんも!
暢気にお弁当の交換なんぞやってる場合じゃないよ。
主人公のことがかなり好きっぽいのに空気を読みまくり、鈴菜のフォローをしまくる勇人の出来た男っぷりがほんと素敵。
鈴菜も、ヘリオトロープに乗っ取られるまでは2人っきりでお弁当を食べたがってる主人公と水窪に気づいてそっと用事があるふりをするとか……すごく健気で泣けます。ほんといい子だ。両親の不仲も祟って、ほんと追い詰められてたんだなぁと思うとすんごく切なかった。
主人公と水窪くんがもうちょっと空気の読める子達であったらなぁ。
ちょっと鈴菜と勇人が輝きすぎてて、主人公カップルに感情移入できなかったよ……。
話自体もイマイチだったなぁ。
嫉妬とかいろんなものでヘリオトロープの誘惑に負けちゃった鈴菜が主人公の存在を消して(周囲の人間から主人公の記憶を奪って)、もちろん水窪くんたちも忘れちゃったんだけど、愛の力でパリーンと思い出す。
んで今度は水窪くんがヘリオトロープを使って主人公の存在を取り戻し、狂人化しかけるも、主人公の血を飲むと何故か指輪が外れてハッピーエンド。エンド後は鈴菜はヘリオトロープのことを忘れてて、友情もうまくいく、と。
……え? ヘリオトロープめっちゃ軽い存在?
そんなさっくり外れちゃっていいの? 鈴菜もさっくり水窪くんに渡してたし、なんだかそんなにたいしたことしてないので一生懸命探してたルーエンどしたのって感じですよね。
てか、水窪くんを探して学校に行ったところからルーエン置いてけぼりすぎわろたw
結局ルーエンさん、そしてヘリオトロープはどうなったのか。気になるじゃないか。
話的にはシナリオ壊滅してんじゃないかと思ってしまいましたけど、ともかくこの声優さん、声の破壊力が尋常でない。
「俺のターン!」で有名な海馬社長ボイスであり、私の愛する薄桜鬼の風間さんボイスでもあります。
イヤホンorヘッドホンをして、彼に「好きだ」って言われるだけで恋愛過程とかどうでもよくなってくる気がする(実際はそんなことないけど)。
あと別の意味で鈴菜の「あの子さえいなければ……」って呟きの破壊力も半端ないです。
「…………」に隠れてるのですが、BGM下げてボリューム上げて聞くとほんと怖いっす。