マスケティア アラミス攻略
※このプレイ日記はネタバレの塊です
「ナルシストで構ってちゃん」という一言で感想が終わってしまうw
なんてか、ほんとさっき言った言葉に集約されてしまうんですがね。
他ルートでも裏切るアラミス、まぁ要するに裏切りキャラ。
わたし、裏切りキャラそのものは大好きなんですよ。ちゃんとした理由があれば、上昇余地が大きいだけに、最終的に好感度が鰻上る可能性も秘めている。
が。
アラミスは結局、「なんとなく」裏切った、ということらしくて。愛せませんでした。
複雑な家庭事情とか、愛を知らずに育ったとか、別にそういうのはフィクションの世界ではよくある話なので、理由としてもアリだと思うんですが。
それを下地としていても、彼が裏切った理由は本当に「なんとなく」なんですよね。
最終的には、「(大切であるがゆえに)捨てられる前に捨てようとした」と言ってはいたのですが、それが後付けに見えちゃって。
捨てられる前に捨てなきゃ→裏切り ではなくて、
なんとなく裏切った→想像以上に大事件になった→だって捨てられる前に捨てなきゃって思ったんだもん
という言い訳みたいに見えちゃったんですよ。
しかもさらにその後の行動が、
裏切っちゃったら大事件になっちゃったどうしよう→裏切っちゃう僕なんて嫌いでしょ?→酷いことする→ダルタニアン愛想を尽かせそうになる→ほらやっぱり僕は愛されない存在なんだ! 僕可哀想
という……なんというか……お前、単なる面倒くさい構ってちゃんナルシストなのね……と。
このルートのダルタニアン、ほんと辛抱強くてえらいなと他人事のように思いましたw
端々のエピソードや雰囲気、声優さんの演技はかなり凝っていて、アラミスの孤独は割とよく表現されていたとは思います。
特に、銃士隊の3人はいつでもアラミス宛のケーキを分けて食べるというエピソードは大好き。
アラミスがケーキを持ってきて、アトスがきっちり三等分にして、ポルトスが来て食べ始める。
ポルトスが最初にいろいろなものが乗っているのを取って、アラミスが次に「アラミス様へ」と書かれたチョコの乗っているのを取って、アトスが最後に一番シンプルなのを取る。
今までで、銃士隊の絆を一番感じたなぁ。
アラミスがどれだけ銃士隊を大切に思っていたのかも感じて、すごく切なくなりました。
でもねぇ……。
やっぱり、裏切りにはそれなりの理由がないと、辛いなぁ。
裏切りのスタート地点がすごく早いこともあって、ほんとなんでお前裏切り始めたんだって思っちゃう。
たぶんそれがアラミスというキャラクターらしさなんだということもわかるけど、受け入れる側としてはそれはちょっとねえ。
ということで、あまり愛せませんでした。ごめんね、アラミス!
結構イチャイチャしているシーンも多いのですが、キャラ萌えもシナリオに熱中も出来なかったので、いまいち覚えてないという。
そういや、アラミスはちょっと理事長組に近いので、秘密が少しわかりました。
前世→300年前のフランスが舞台
アンヌ→前世がフランス王妃
ルイ→前世がルイ13世
リシュリューとロシュフォールは前世でアンヌの裏切りにより命を失ったため、現世でアンヌに復讐しようとしている。
という構図みたいです。
なんか壮大な話になってきたw