お昼寝タイムズ@ゲーム

ゲーム感想。RPG、SRPG、ADV、アクション、乙女ゲー、ボブゲが好きです。辛口め注意。

マスケティア 総評


マスケティア (通常版)マスケティア (通常版)
(2011/07/07)
Sony PSP

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主人公ダルタニアンはフランスの田舎に父親と二人暮らしていた。

そんなある日、本を届けに街まで出たダルタニアンは胸騒ぎをおぼえ、家路を急ぎ帰った。

家につくと父親の悲鳴が。

急いで助けに行くダルタニアンだったが、目の前で見た事もない悪魔に父親が殺されてしまう。

父親を殺した悪魔はダルタニアンにも牙をむき、襲いかかってきた。

殺される!! そう思った時、赤い瞳の剣士によって助けられる。

ダルタニアンは父の死の真相を知る為、後悔しない為の力を得る為に、父の友人の導きを頼りにシュバリエ学園へと旅立った。

<システム>

単純ノベルゲーとしては概ね快適かと。

目パチ口パク・デフォ名呼びもあるし、オトメイトにしては頑張ってるほうだと思います。

まぁ、口パクはほんとにただパクパクしてるだけですがねw

台詞にあわせようとかいう気は一切なく、とりあえず動いてりゃいいんだろといった大雑把さに、これなら動かなくてもいいと思ったり思わなかったり。

多分はじめにパクパクしてくれるのがカステルモールなんですが、最初は合ってなさ過ぎて直視できなかったんだよな……。

目パチ口パクを入れてくれようとした努力はわかるんだけどね。

個別に入っちゃうと同じ展開でも既読スキップがきかなかったりといった点もあるものの、セーブ・ロードの快適さなんかは、他も見習ってほしいくらいかも。

特にシステムロードは、感じないくらい存在感がなくて素晴らしかった。

ビジュアルも、立ち絵・スチル共に綺麗です、さすがはオトメイトクオリティ。

着替えもいっぱいあって、立ち絵はほんと満足です。

スチルは無駄にきらきらしてるのが笑えましたw

あと、何故か裸の立ち絵が(ほぼ)全員分用意されているという謎のサービスっぷり。銃士隊は全員お風呂でばったりイベントあるしねw

音楽も、びっくりするくらい盛り上がる曲が多かった!

オマケも充実してて、面白かったです。

ただ、イベント回想はあっていいのになと。やっぱ、イベント回想もデフォルト装備にすべきですよ、乙女ゲーは。

<ストーリー・キャラクター>

恐ろしいまでに突っ込みどころがある

最終的に父親の死の真相を突き止めるみたいな目的はあってないようなものになってたし、トレヴィル関係なんて、もやっとポイントと謎のオンパレードでした。

結局、悪魔化についてよくわかんなかったしw

それでも、序盤で主人公が銃士隊との決闘に向けて頑張るところから、忠誠を誓ってもらうまでの流れは燃えたし、銃士隊やプランシェをはじめ、いろいろな人と仲良くなって心を取り戻していくくだりなんかは、すごくじんわりしてよかった。

攻略していくなかで謎が解けていく(まぁ解けきれないのですが)というつくりもよかった。共通も個別も割と短めだと思うのですが、飽きずにプレイ出来たし。

銃士隊の面々と先生陣と、それぞれ全く違った雰囲気で、素直に楽しめました。

キャラクターも、それぞれ魅力があったと思います。

当初、銃士隊の中では萌え転がるに違いないと思っていたのはアトスだったのですが、ふたを開けてみるとポルト

しかもアトスが期待はずれだったわけじゃなくて、ポルトスがばかわい過ぎたためという。

ポルトス愛してるうううう

先生陣も、見た目から期待値は最高だったロシュフォール先生は想像以上の素敵さで。

ロシュフォール愛してるうううう

ポルトスとロシュフォールがいなかったら、もう一段階下の評価だったかなってくらい、好き!

主人公も、嫌味なく頑張りやさんだったかな。髪型が微妙かなーと思ってましたが、スチルだと案外かわいかった。

決して名作ではないけど、スト☆マニと同じく、良作というイメージ。

買って損はなかった! という気持ちが強いです。

こうして考えると、2011は乙女ゲーが豊作だったのだなぁ……。

キャラクター別感想

 →アトス

 →アラミス

 →ポルトス

 →リシュリュー

 →ロシュフォール

 →トレヴィル

 →隠し

 好き:ポルトス>ロシュフォール>アトス>トレヴィル>リシュリュー>隠し>>アラミス