神なる君と 榊鳴海攻略
※このプレイ日記はネタバレの塊です
鳴海いいいいぃ 切ない……切ないよ……
神様になんてならなければよかったのに、という鳴海。
最初は単なる「幼馴染」だと思っていたのに、「神様になった」せいで微妙な距離が生まれ、主人公は鳴海を意識するようになります。
鳴海が主人公を好きなのは丸わかりなのですが、そこは鈍い主人公。
全く気づかず、なんとか自分から鳴海に思いを伝えようとし、紆余曲折の果てに告白。
しかし鳴海の返事は、「昔からずっと好きだけど、付き合えない」。
その理由は、呪い。大昔に榊家の娘が大妖に恋をし、神々の怒りを買ったため、榊家には「神々や妖」と思いを通じ合わせると何らかの呪いが降りかかるという言い伝えがある。
最初鳴海はその呪いが主人公に降りかかることを恐れて付き合うことを拒むのですが、呪いを受けるのは自分だけということに気がつき、2人は付き合うようになります。
しばらくは幸せな日々が続くのですが、少しずつ体に変調をきたしていく鳴海。
なんと呪いは「五感をすべて失う」というもの。
暗闇の世界に閉ざされていく鳴海に耐えられなっていく主人公。
星祭りまでに神に別れを宣言すれば、呪いは解ける。でも、その代わりにお互いの記憶と絆が失われることになる。
主人公は一度は別れようとしますが、最後は鳴海を信じて絆を保ち続けることを選び、その絆によって呪いも無事解ける。
といった話だったのですが。
もうね。
鳴海との他愛ないやりとりに泣けて泣けて……。
呪いのことなんか全くわかってない時点での、何気ない日常に目頭が熱くなることたびたび。
なんでかっていわれると、よくわからないんですが。
鳴海の醸し出す雰囲気、優しくて悲しそうな一挙一動がいちいち切なすぎてやばかった。
また、スチルも美しくてね……。
鳴海が禊をするときの、闇に浮かぶ鳴海の美しさといったら、ないです。
神なるは、ほんと背景とかスチルの光の具合が美しい。
夏空も爽やかで切ない夏の光加減が印象的なゲームでしたが、神なるは秋っぽい光加減が絶妙。
しかもここ、鳴海が眠る主人公にそっと別れの言葉を継げたあとなんですよね。
なのに主人公が鳴海のことを改めて好きだって思っちゃってさ。
もう、切なくて切なくて……。
最初に醸す切ない空気(祝詞をあげるところとか)から、前半の鳴海の想像以上の可愛らしさ(キラ虹w)&中盤の付き合うことになった頃のハジけた雰囲気(「超ラブラブ」とかキャラ崩壊w)から、もう鳴海のことが好きで好きで仕方なくなっちゃって。
ギャグとシリアスの混ぜ方・緩急のつけ方も絶妙だったなぁと思います。
主人公も途中でミコトに言ってしまうのですが、ほんと、「なんで神様にしたんだ」と思ってしまう。八つ当たりとわかっていても、ミコトを恨んでしまいそうになりました。
これがミコトルートで明らかになるのかなぁ……。
てかこの地の神々のこと嫌いになりそうだよおお。
最後、御神木の前で別れを告げようとする主人公に、「俺を信じて」と言ってキスで口をふさぐ鳴海にもうただ滂沱。
ここ、スチルもまだよかった!!!
そのひとつ前のキススチルが崩れまくってただけに感動もひとしおです。
たびたび思うのですが、この絵師さん横顔があまりにも苦手ですよねw 横顔ほんとひどいw
しかもキスシーンてシチュエーション上どうしても横顔が多いもんだから、それはもうほぼ毎回悲惨なことにね……。横顔が下手なの辛いです。
……と、いろいろありましたが、鳴海ルートはほんとによかった!
「見えざるもの」が見えたということで苛められていた鳴海を救ったと言う背景もあるせいか、主人公も落ち着いて見られた気がします。
主人公にべたぼれの幼馴染最高!