テイルズ・オブ・グレイセスf
![]() | テイルズ オブ グレイセス エフ (2010/12/02) PlayStation 3 商品詳細を見る |
シリーズ最新作の本作は、舞台となる三国を巻き込んだ波乱の運命や「己の信念を守る」「大切な人を守る」という想いが描かれます。
シリーズで好評の戦闘システムは、「テイルズ オブ」シリーズ初となる「スタイルシフト リニアモーションバトルシステム」を新採用。戦況に応じてキャラクターごとに異なる固有武器を駆使した戦闘スタイルを戦闘中に瞬時に切り替え可能となり、戦術の幅が広がりました。他にも遊びやすくやりこみ要素も満載な新システムを多数搭載。
キャラクターデザインには、数々の「テイルズ オブ」シリーズ作品で数々の人気キャラクターを生み出す、イラストレーターいのまたむつみ氏。制作はナムコ・テイルズスタジオが担当し、いのまたむつみ氏の描く繊細で幻想的なキャラクターの心の変遷までも描き出されます。
PS3版では本編終了後の新たな物語が語られる「未来への系譜編」をはじめ新要素が数多く収録され、物語をより深く魅せる作品となっています。
<システム>
まぁ、普通にARPGなテイルズです。
戦闘がとにかく面白かった!
CCという「これを消費しないと行動できない」モノがあるのですが(基本攻撃にも術を使うにもステップを踏んで技を避けるにもこれが必要)、限られたCCを使ってコンボを繋げていくのが楽しい。
コンボが繋がっていったときの爽快感ったら、ないです。
敵の攻撃を颯爽と避け、CCがプラスされてコンボが繋がったときの嬉しさよ!
ボス戦ももちろんのこと、雑魚戦でも割とハリのある戦闘ができるのもよかった。
称号、スキル、武器強化なんかの要素もあって、とにかく戦闘に飽きない、楽しんでプレイできたってのが大きいな。
これはドラクエとかFFにも通じることなんですが、やっぱり大作RPGはすごく洗練されてるなぁと思います。
ストーリーがツマンネとか、ノムリッシュ理解できないとか、主人公がモブ同然とか、一本道すぎアリエネーとか、色々好き勝手言われることが多い大作RPGたちですが、それでも積み重ねてきた長い歴史は、ある程度は裏切らない面白さを提供してくれる……ように感じます。
わたしはドラクエもFFもテイルズも好きです。どれも古参ファンといえるほどプレイしてないけどね。笑
(たぶんシリーズおなじみであろう)もろもろのやりこみ要素もあり。
サブイベントが結構面白かった!
ロード時間もさほど気にならないし、システム面は割と文句つけようがないです。
全体を見て、システムはエクシリアよりこっちのほうが好きかも。
<ストーリー・キャラクター>
わたしはテイルズシリーズのストーリーを見るといつも生暖かい気持ちになってしまうのですが、これもその例に漏れず。
「生まれた意味を知る」だったり「己の信念を守る」だったりなんか大層なアオリがついてるし、色々途中で問題提起をするくせに、主人公たちは何がしたくて旅をしているのかイマイチわからぬまま、最終的にそこらへんは有耶無耶になってなんかラスボスと話し合って感動的な大団円に繋がっているというのがわたしのなかのテイルズシリーズへの印象なのですが。
けどそういうの嫌いじゃないです。
思うに、このグレイセスは優等生的な雰囲気かな?
テイルズシリーズをクラスにたとえて、アビスが躁鬱の激しい子、ハーツがやんちゃな子、ヴェスペリアがクールぶってる子だとすると、グレイセスの印象は押しも押されぬ学級委員長。
キャラクターも無難なら、ストーリーも無難。よく言えば王道、悪く言えば印象が薄い。
主人公とヒロインと幼馴染の関係がちょっとイレギュラーな感じかな。それくらいです。
特筆すべきところはない。笑
しいて言うなら、エメロードさんが噛ませ犬すぎて爆笑しましたw
一瞬でラリって一瞬で散っていったエメロードさんマジパネェっすw ってなりました。
キャラクターも割と満遍なく使ったかな。
弟君はツンデレすぎて愛しかったから使いまくってた