三国恋戦記 翼徳ルート攻略
※このプレイ日記はネタバレの塊です
なにこの大型犬
お馬鹿さんということはわかりきっていたのですが、ここまでとはいっそ潔い。
しかも、飲んだりキレたりするとメーター振り切れちゃうという危険なお馬鹿w
この翼徳は頭は悪いけど部下からは慕われてる属性と思ってたw それすら違うのかよ!
まさかこいつだめんず系のお馬鹿だとは……。
どうやら翼徳、過去は結構荒んでいたご様子。
けど、なんだかんだこいつが可愛く見えてしまうのはわたしだけではないはず。
キレる→ごめん、もうしないから許して(子犬っぽく)のコンボは破壊力抜群。こいつ狙ってんだろとしか思えない。
最後、泣きながら「ど、こも、行、かないで」って……成人した大の男がよ……!
そろそろ長らく乙女ゲーをプレイしてきたと言ってもいいのではないかと思いますが、泣きながら懇願されるように告白されたのは初めてのような気がします。
なんだよ、こいつ可愛すぎだろ……。
主人公でなくても「こんな駄目男を放って帰るわけにはいかない」ってなるわ。
まぁ告白すら主人公の方が先なんですけどね。
ただ、翼徳はだめんずだけどめっちゃ優しいんですよね。
ほんとは好きで好きで仕方なくて、帰って欲しくないのに、気持ちを堪えて「帰りなよ」と言ってくれるところは、胸が苦しくなりました。
翼徳の辛い過去の話もあって、これをこの子はどんな気持ちで言ってんだろうと考えたら泣けました。
持ってる側面が、振り切れちゃう部分なだけに、ここの我慢が凄く愛おしい。
しかも、この後木の上で泣いちゃってて、あの「行かないで」に繋がるんですよ!
いろんな意味で心わしづかまれるわ。
にしても、このゲームEDいいね!
いやまぁもともと評判聞いて知ってたんですけどね。
ED中に、「実はあのシーンにはこんな裏側がありました」的な場面が流れるんですよ。
もちろん流れるだけで台詞はないんですが、なんと攻略キャラのルート周回すると、実際にその場面が(もちろんボイス付きで)追加されるという親切設計。
いいねえ、こういうの!
わたし、スタッフロールがあるだけだと大抵のEDはスキップしちゃうので、こういういろんなところで楽しめるつくりはすごく嬉しいです。
後日談は、「メーター振り切れた翼徳」に焦点が当たる、結構長くてしっかりした話。
ボリュームもあるし、贅沢で嬉しくなっちゃいました!
さすが2枚組なだけあるなぁ。
どうやら振り切れると昔の(やんちゃ時代の)人格(?)が出てきちゃうらしく。え、そんな本格的に二重人格キャラだったのかお前。
最終的には「本人格に吸収され、上手い具合にブラックな部分も引き出せるようになる」というオチ。
乙女ゲーの二重人格問題はほぼこれで解決すると言っても過言ではないよな。
そもそも、乙女ゲーの二重人格って、この”優しい系キャラからブラックな面が現れる→実はトラウマから生まれてる→トラウマ乗り越える→吸収してブラック化を操れるようになる”パターンしか見たことない気がするぞまじで。
まぁこの黄金パターンがうけるのもわかるけどね。こういうの嫌いじゃないよ。
もともと翼徳は肉食系男子っぽいし、裏Verを手に入れたら主人公を好き放題出来るようになるんだろうな。
けど(無意識では計算してるんだろうけど表面意識としては)純粋な翼徳も好きだったんだよ……!
なんかこの融合後翼徳は、泣いたりふにゃってなったりしても普通に「計算か」って思っちゃいそうだw
優しいところはどんな翼徳でもかわんないんだろうけどね。
しかし、誰か二重人格キャラの黄金逆パターンとか作ってくれないかな。まじで革命だと思うよ。需要はないと思うけど。