サモンナイト3
サモンナイト3 (2012/10/04) Sony PSP 商品詳細を見る |
謎の剣を手に入れてしまった主人公が、とある島を舞台に大活躍するシミュレーションRPG。
いやーまさに良リメイク!
P4Gといい、アタリリメイクが続いて嬉しい限りですね。
<システム>
基本はシミュレーションRPGに、サモンナイト独自の「夜会話」等を通じて特定キャラの好感度をあげていくと、その人のEDに辿り着けるというギャルゲーor乙女ゲーのようなADV的要素もあるのが特徴かな。っていまさらですけど。
サモンシリーズはSRPGとしての難易度そのものはあんまり高くないのですが、「公式縛り」とでもいえる「ブレイブクリア」という要件を満たそうとすると、かなりの歯ごたえが出てきます。
初心者にも経験者にも優しいつくり。
PS2のリメイクなのですが、そもそもPS2版がどんなだったか覚えてないので比べるといってもなーとなりますが、とにかくシステムはよかったです。
スキル制+レベルドレインのおかげで、割とどんなキャラでもうまいこと運用できるようになってるのがよかった。
一部強さがインフレしちゃってるキャラクターもいますが、使えないレベルの貧弱キャラはいない……はず。
傀儡システムのおかげで、いろんなキャラが使えるのも面白い。
ミニゲームもかなりやりやすくなってる体感でした。
そのほかも、とにかくかゆいところに手が届く至れり尽くせりシステムで、ほぼ不満点はなかったです。
唯一重箱の隅をつつくなら、EDが多数存在するギャルゲー的要素も濃いのに、イベントまるまるスキップがなく、テキストスキップもあまり早くなく、効果音のところでは止まっちゃうところ。
どかあーん! ばりばりー! のところの鬱陶しさよ笑
<ストーリー・キャラクター>
女主人公・アティ先生がとにかく可愛いというのがほぼ共通見解かと。
まぁアティしかプレイしたことがないんですけど。
話はまぁ、それなりに面白いです。
絵柄のほのぼのさとはウラハラに、さり気なくえぐい設定や厨二全開の展開やらを織り交ぜてくるサモンナイトシリーズ、大好き!
「カルマ値」というものを溜めると行ってしまうバッドエンドルートも独自の展開で面白い。
シリーズ中の今作の特徴として、ギャルゲーor乙女ゲー的要素の強さがあります。
主人公の性別問わず、かなりの登場キャラクターと恋愛エンドが迎えられる。
乙女ゲー中毒者(最近はそうでもないですが)となったわたしとしては、これは嬉しい。
2週目のみからのイベントもあるし、カルマルートもあるし、周回しても面白いゲームだと思います。
しかも、3はアティ先生はじめ、キャラクター人気も高いのかな。
シリーズ改心の出来とも言える3が、とにかくすばらしい形でリメイクされて本当に嬉しかったです。
発売日には完売続出で、結局DL版を購入することになってしまったのが唯一の悔い……!
プロダクトコード欲しかったなぁ。
ともかく、往年のファンも新規さんも買う価値ありの名作だと思います。
値段が安いのも嬉しいね!