白華の檻 空疎尊攻略
※このプレイ日記はネタバレと愛ある悪口が多分に含まれています
これにてようやく白華終了です。冬の間に終わってよかった……。
空疎様まじらぶ。
今回は主人公が勾玉の力を借りてオニと魂を同化させてしまうルートでした。
他ルートがとにかくひたすらドンパチやっていた印象なのに対して、このルートはひたすら内面の戦いっぽい雰囲気だったのが新鮮。
主人公はオニを取り込んだまま死のうとし、空疎様はそれを止めるでなく、「本当にそれでいいのか」と再三聞いてくる。
なんかね、これがもう泣けたわ。
「嘆けば何かが変わるのですか?
宿命が消えてなくなるのですか?
私の犯した罪が、消えてなくなるというのですか!」
主人公の気持ちも健気だし、主人公が悪いわけじゃないし、でも空疎様の苛立ちもわかるというね。
またここまでの過程も、共通ルートで主人公のことを空疎様が抱きしめて慰めたりしてくれているのを「この人はとても優しいけれど私を愛してはいないのだな」なんて思っちゃったりしてる。
うわあああああ。
空疎様の(想いが通じるまでの)不器用さと主人公の(勘違いで傷つかないようにとの)すれ違いがもうほんとうわあああああああああってなります。
ていうか今作、主人公が好きすぎてうわあああってなる。
ほんと主人公かっこいいし可愛いし素敵だ。
そして諦めちゃった主人公のことを助けに来てくれる空疎様が本当にかっこよくてね。
風波にキレる空疎様かっけえええええ。
てか風波は武のみならず学問も術も空疎様に勝ってたのか……。
どこからどう見ても秋房系の直情型バカだから、実力で勝ってるのはわかってもまさか学問で勝ってるとは思わなかったわ。
秋房系バカだと思ってたから、「オニを内部にこもらせたまま死なれたらオニを直接殺せないから俺の気がすまない。でもオニと分離されたら強すぎて手に負えないから困る。オニになって俺に殺されろ」とか言い始めたときは目ん玉飛び出すかと思いました。
体力バカじゃなくて病み系バカだったのか……。
このルート、実は最終的に壮大なる兄弟喧嘩ルートでしかなかったのがちょっと突っ込みどころだった。
他ルートでは皆オニと戦うために変身してるのに、ここではオニはあっさり消滅(主人公との脳内バトルで消滅するオニさん弱すぎでした)しているので、風波と戦うために変身してるんだよなw
風波さん強すぎやろ。びっくりするわ。
そんなバカが暴走して勾玉を壊し、主人公とオニの分離が失敗。最後のときを過ごす主人公と空疎様。
「助けられなくてすまない」って空疎様が泣くところで、またぐっときてね。
これ、声優さん誰だっけか? と思って調べて見たら、鈴木千尋さんか。
この人すげえいいなぁとしみじみ思いました。
気持ちこらえる→声潤む→涙声の過程が神がかってた。めっちゃ気持ち持ってかれました。
わたしの愛する「俺は悪くぬぇー」ルークでもあったのか……。
怒声で声のトーンが変わるのといい、好きだなぁ。
にしても、自覚はしてなかったにせよ、空疎様は他ルートでも主人公のこと好きだったんだろうなぁと思うとまた萌える。
真情を吐露してる分胡土前ルートが一番萌えたけど、他ルートでも「婚約は解消」ってタカビーに言ってる裏側でモヤモヤしてたんだろうなぁと思うとたまりませんね。
「貴様」呼ばわりもたまらんしね!!!
空疎様は久しぶりに呼び方萌えしたわ。
玉依姫→名前呼びになるのもよかったし、胡土前ルートで「蛇=友愛の証」ってわかるのもよかったし!