トトリのアトリエ Plus
トトリのアトリエ Plus ~アーランドの錬金術士2~ (通常版) (2012/11/29) PlayStation Vita 商品詳細を見る |
この国には、冒険者というお仕事がある。
アーランドがまだ共和国になる前・・・。
もっといろんなところに行けるようになろうと、辺りを冒険したり、開拓したりしようとしたのが始まり。
でも、アーランドの騎士の人達はみんな弱くて、一般の人達にそのお仕事を手伝ってもらうようになってそれがだんだん制度化されて、今はちゃんとしたお仕事になってる。
ちなみに、わたしのお母さんも冒険者。
結構活躍したらしくて、そこそこ有名人みたい。
でも・・・もう何年も帰ってきてないし、何の連絡もこない。
お父さんとおねえちゃんは、多分もう・・・って思ってるみたいだけど、わたしはまだ・・・。
<システム>
アトリエシリーズ初参戦だったのですが、いやーこれまた面白いゲームだわ。
今まで食わず嫌い(というか、スルー)していたのをもったいなく思ったほどでした。世間で人気があるのもうなずけます。
冒険して材料を採集して調合、冒険者レベルを上げると行ける場所が増える。そしてまた新しい材料と調合……。
やることといったらほぼこれだけなのですが、これが驚くほど奥深い。
アイテムひとつ作るにしても、どういう特性をつけるかとか、品質のよしあしとかが関係してくる。
しかも、単にいい材料でばっかり作ればいいってものでもない。悪い品質でしか出てこない特性とかもある。
武器と回復アイテムだとつけたい特性も全然違ってくるし、もう可能性は無限大ですよ。
作業ゲーとしては最高峰だと思います。
結論、強い道具を作ってしまえばいいという感じに落ち着いてしまう戦闘は「そこそこ」ってところかな。
仲間のスキルとかはもうちょっとあってもよかったんじゃないのかな~。
同じスキルを連発するだけの作業になっちゃうし。
最終的にはエリクシル剤+デュプリケイドのトトリ無双になりますしw
(アイテムを使えば最強ですが)強い武器防具を装備してもトトリは弱っちいので、仲間でかばわなきゃいけないってとこは良バランスだったと思います。
このゲームはとにかく何をするにも時間が経つ。ダンジョンに赴くことにすら時間が経過するので、慣れるまではスケジュール管理が大変でした。
ファンの言うことには、「1週目は手慣らしで2週目からが本番」らしいです。
ただ、(わたしのプレイだと)1週30時間強かかったので、堪え性のないわたしには2週目が出来る気しません。
ファンの方々はすげーな……。
が、面白いことは確かです!
ただ、世間様でも大変評判になっていますが、エラーが多い。
わたしは運がよかったのか、今までゲームをしていてエラーに出会ったことがなかった(はず)ので、人生初のエラー地獄に苦しめられました。
アップデートでかなりましになったみたいですが、それでもかなり頻繁にエラーになるので、こまめなセーブを死ぬほど推奨。
あーこれさえなければ完璧なのになー!
<ストーリー・キャラクター>
行方不明になったお母さんを探すという目標こそありますが、一定の要件さえ所定期間内に満たせば、後は何をしようとOKな、かなり自由度の高いゲームです。
折々挟まれるイベントもほんわかしてて可愛いし、飽きない。
本筋とサブエピと冒険・調合のバランスがよくて、ものすごく楽しめました。
好感度の1番高いキャラクターと迎えるEDとトゥルーEDの他、いろんなEDがあるようで、周回する人も多いみたい。
わたしはジーノ君EDを見ました!
トゥルーを見たかったのですが、ジーノ君EDも可愛かったから満足です。
ロロナの好感度が足りず、豊漁祭イベントが失敗に終わったのが唯一の悔い……!
ずっとジーノ君とステルクさんでパーティ組んでたから、ロロナの好感度が恐ろしいほど低いことに気づかなかったわ……。意識してパーティインはさせてなかったにもかかわらず、ミミとメル姉は好感度高かったのになあ。
水着見たかった……。
主人公のトトリは天然毒舌系で、無意識に大人勢をタジタジさせるのが見てて面白いのですが、ジーノ君と組むともっと面白い。
アランヤ村の子供コンビ最強すぎる。大人勢の心を抉りまくりです。
アトリエシリーズにはほぼ恋愛要素はないみたいなのですが(女の子キャラが多いので、むしろ女の子とイチャついてるイメージ)、トトリとジーノは可愛い幼馴染カップルに見えましたw
トトリ家で晩御飯後、普段はなんも気にせずじゃれあってるくせに、トトリが泊まっていきなよ~と言うと帰っちゃうジーノ君可愛い。無意識に意識しちゃってるジーノ君可愛いいいいい!!!
次のメルルのアトリエも移植決定しているのですが、買うか悩むなー。
時期が悪いよガストさん……!