TOKYOヤマノテBOYS Portable SUPER MINT DISC 総評

TOKYOヤマノテBOYS Portable SUPER MINT DISC (通常版) (2013/01/24) Sony PSP 商品詳細を見る

「ＴＯＫＹＯヤマノテＢＯＹＳ」は、七日間で開催される告白大会。
それに出場することになった主人公（プレイヤー）は、七日という期間の中でヤマノテＢＯＹＳ（攻略対象）とデートを繰り返し、愛を深めていきます。
そして、運命の七日目、主人公の選んだ彼とのエンディングを迎えられます。 

物語の進め方によっては、まったく異なるシナリオが展開することも!?
隠された真実の物語を知る時、おとぎ話の知られざる一面が扉を開きます。

プリンセスの最終選考で、伊織、ルーシー、拓海は無事予選を勝ち残り、最終決戦への出場を決めた。
３人はＴＹＢの大会ルールに則り、プリンセスにアピールを開始、それぞれの個性がぶつかり合う告白バトルが始まる。
渋谷、秋葉原、目黒とそれぞれ自慢のスポットで熱いデッドヒートを繰り広げる３人。
彼等の魅力は甲乙つけ難く、心揺れるプリンセスだった。
そんな中、殺人鬼による犯行が激化……！
ただでさえピリピリしていた若者たちの神経をさらに刺激する。

都内のあらゆる若者達を敵対させるために、勝手な解釈を加えて抗争を煽る、謎の人物まで現れる。
告白大会中にも関わらず、プリンセスと３人はそんな抗争に否応無しにまきこれるのだった。

脳天まで突き抜け、目が覚めるようなスーパーミントな１週間。
運命の七日間を駆け抜け、彼等が辿りついた愛の形とは───。

＜システム＞

詳しくはHMの感想で！
とりあえず、快適です。

OPはHMの方が好きだったなあ。
DCのOPも見たのですが、OPはHMが改心の出来！

＜ストーリー・キャラクター＞

ストーリー……☆☆☆

相変わらず、和気藹々とした共通ルート、個性あふれる恋愛ルート、シリアスな真ルートと3粒美味しい。
共通ルートの面白さはHMより断然上でしたね！
ボケまくる拓海、ボケて突っ込んでの伊織とルーシーの釣り合いがすごくイイネ！
恋愛ルートもHMより好みだったかなあ。
特に、ルーシーがダークホースでした。色気がやばい！

そして、またも相変わらず、真相ルートはシリアス。
HMがTYBや殺人鬼・ウイルスの真実が中心だったのに対して、今回はそれらはさらっと片付き、余波による若者たちの暴動がメイン。
想定外なことに、HMとは全然違うストーリーでした。よかった！

また、HMの真相ルートは金太郎飴的であったのに対して、こっちはかなり毛色の違うストーリーが繰り広げられます。ここんとこはよかったな！
バレバレっちゃあそうなんですが、一応、伊織ルートでのみ真相が明らかになるので、伊織を最後にすることを推奨。
拓海とルーシーは似たり寄ったりなので、こっちは好きな順でいいかな。
ただ、伊織真相ルートは、プレイする人によっては「え……？」となってしまう結末なので、ちょっと注意かな。
大多数がモヤモヤするはず。素直に萌えられる人は少ないと思います。
少なくとも、わたしはモヤモヤしましたｗ

キャラクター……☆☆☆☆

たぶん、HMより濃いかな？
ただ、刺激的というよりかはギャグな面々だったｗ　面白いほうが目に付いちゃってね！
見た目からは全く予想できませんでしたが、ルーシーが一番の常識人というね。
・拓海：生真面目すぎて面白い
・ルーシー：突っ込み兼お色気担当
・伊織：馬鹿だけどチャラかっこいい
というイメージでした！
最終的な好みは伊織＞ルーシー＞拓海かな？　今回は想定どおり。
ただシナリオも考慮に入れると、伊織は真相ルートが足を引っ張り、ルーシー＞伊織＞拓海となりますかね。
とりあえずルーシーがダークホース！

ちなみにHMも入れると、今のところ
伊織＞虎太郎＝ルーシー＞悠斗＞拓海＞＞歩夢
といった感じですね。
いおりんまじかっけー！

しかし、伊織ルートではハマーに萌えたなあ。キモ可愛い変態だけじゃなくて、ちゃんと社長でネットに強いだと！？
悠斗はいまのとこ単なる親のすねかじりっぽかったのですが、こいつの金の延べ棒とかは自分で稼いだ金から来てたのか……そう考えるとえらいな……。
印象に残ったのが、インスペクターに対しての「ほっときなよ。ネットにはバカなヤツがいっぱいいるんだからサ」っていう台詞だな。
こいつ案外大人なのか……。伊達に人気投票1位なわけじゃないのね。
ハマーに対する期待は高まるばかりですわ。

って、SMなのにハマー語りをしてしまったｗ
次は待ちに待ったDCです！！！