お昼寝タイムズ@ゲーム

ゲームのプレイ日記やら感想やら。RPG、SRPG、ADV、アクション、乙女ゲーが好きです。

サモンナイト5


サモンナイト5 (初回封入特典ソーシャルゲーム「サモンナイト コレクション」の特設ページで入力すると「5」の主人公カードが入手できるシリアルコード 同梱)  予約特典『サモンナイト5』特別設定集 付サモンナイト5 (初回封入特典ソーシャルゲーム「サモンナイト コレクション」の特設ページで入力すると「5」の主人公カードが入手できるシリアルコード 同梱) 予約特典『サモンナイト5』特別設定集 付
(2013/05/16)
Sony PSP

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過去シリーズから200~300年後の、「異世界リィンバウム」の未来が舞台となります。

響融化によってリィンバウムをとりまく4つの世界と接合し、

異世界間の交流が盛んになり今までのシリーズでの垣根を越えた世界観を楽しめる!

<システム>

1~4と大幅に変わったような、変わっていないような……。

見た目は大幅に変わりましたが、基本はいつものサモンナイト

サモンナイトSRPGの中でももともと大味なバランスのゲームでしたが、それがますます顕著化したイメージ。

育成はまあそれなりだとしても、戦闘がちょっとひどかった

若干ネタバレになるかもしれませんが、敵の種類がほぼ毎回同じで、のみならずそれが無限増殖するマップばっかりで、さらにそいつらはほぼZOCも地形も関係なく進んできて遠距離攻撃をばらまくやつらばっかりで。

マップそのものも平坦で狭いフィールドしかない。

後半戦はひたすら無限湧きする雑魚を素早く処理するタイプの戦闘しかしなかった印象を持ちました。

さすがに飽きてくんよ……と思ってしまいました。

召喚獣・召喚術が激減しているのもさみしかった。

ミッションをこなして盟友ゲット! とかいっても、ただマップの隅にいる召喚獣をボコるだけだし……。盟友とはなんなのか……。

しかも攻撃パターンが単体、十字、中範囲しかないんですよね。

今までの横一列とか、クロス2個並びとかの面白い範囲がなくて、つまんなかった。ユニット召喚もないし、愛着がわかないんだよなあ。

あ、あと、段差や距離による攻撃レートの補正もなかった。最初気づかなかったけど、気づいた時はショックだったわ。

戦闘の3D化そのものは結構いい出来だったかな。

攻撃モーションとかはショボかったので、わざわざシーン切り替えしてまで出す必要性は感じなかったけど。今までみたいに、その場で切りつけたりするだけでよかった。

しかし、Live2Dの使い方が下手すぎてびっくりしました。

口パクがとにかく合ってないどころの騒ぎでなく、ずっと口開けて微妙に振動してるようにしか見えないんだ……。

口開けてるとこに上の歯がちょろっと見えるのも、げっ歯類みたいに見えるし!

表情の変化はよかったんだけどなあ。

プラマイゼロで、これなら静止画でもよかったんじゃないかと思ったわ。

ミニゲームはよくなってましたが、そのくらいかもしれん、と思うくらい、システムは拍子抜けの出来。

正直、戦闘は驚異のワンパターンさで、あんまり楽しくなかったです。

ただ、骨組みはよかったと思うんですよね。

方向性は間違ってない。でも、これほんとに完成品なのか? って言えるくらい、未完成な雰囲気なんですよね。デモ作品かと思うくらい。

<ストーリー・キャラクター>

物足りない……。

筋はいいし、キャラクターはみんな魅力的だったんだけど、とにかく、薄い

人間関係がほぼ出来上がってて、主人公がみんなから全力で愛されまくってるがつまんなかったなあ。

調停召喚士になりたてのところから始まり、仲良しこよしは響友・アベルト・後輩くらいに留めておいて、先輩&その響友とは仲良くなっていくみたいな展開のほうがよかったんじゃないかと思います。

キャラクターそのものは、みんなよかったんですよ。

なのになんというか、掘り下げがなさすぎというか、山場もないし、誰がどういう動きをしても「だから何?」的な思いを抱いちゃうんですよね!

危機が起こっても、まったく引っ張ることなく、毎回その場で解決して終わるのには逆に驚きましたw

ラスボスも、せっかくもともとの繋がりがある人物なのに、それが全然生かせてない。なんでこいつこんなキチってんだろ、とか思っちゃう始末。

あとラスボス倒した後のあっさり感はかつてないですねw

倒した直後に何事もなかったかのように雑談&冗談交じりに事後処理についてトークするとか、余韻なさすぎるw

ただ、恋愛要素は強めなので、そこ目的の人は楽しめるかもしれません。

仲間になる異性キャラとは(ほぼ?)全員恋愛できるみたいですし、それも結構ラブラブ。

これは地味に満足度高かったw

ただ、男女差分があんまりなく、やもすると同性愛的に見えるキャラクターもいます。

以下、ネタバレ

ギフトさんは2のような「キチガイ」系でありながらも3・4から続く「可哀そうな私」系アピールも忘れないという、なんともいえんラスボスでしたね……。

キチガイ系と言い切るには、過去アピールが激しい。

可哀そう系を名乗るには、ちょっと境遇が甘すぎる。3や4のラスボスは曲がりなりにも「まあわからんでもない」くらい酷い境遇だったものですが、今回のギフトさんは甘い。

主人公には勝手に劣等感抱いてるだけだし、

親や家系がキチガイじみてるとはいえ兄貴はまともに育ってるし、

兄貴は外に出て立派に召喚士になってるから(しかも里帰りもできてるんだから家を捨てたわけでもないレベルの飛び出し具合)家を出られなかったってことはないんだろうし、

そもそもエルストがギフトを連れてけばよかったんじゃないかとか、

全然「詰み」の状況じゃないんですよね。

勝手にそーなってるというか。

もう、思い込みの激しい病み系ぼっちストーカーにしか見えんw

そういや、主人公が天才型でラスボスが努力型ってのは珍しいですね。

しかも主人公ウルトラリア充だからな……。

ぼっちのギフトに向かって「ひとりぼっちのあなたには負けない!」とか言っちゃうもんだから見ててほんとアチャーですよ。

なんかそういうとこ、普通に現代にいそうというか、謎のリアルさがあって、まあ、ギフト結構嫌いじゃないんですけどね!

エルストさんに救いが一切ないのが尻切れトンボ感あったなあ。

ギフトに取り込まれたあとは出番もなく、誰からも一切触れられないのは涙が出そうになりましたわ。

ヤンデレな弟のせいであんなに苦労してんのに報われねえ……!

過去の描写がなさすぎるせいで、主人公がエルストのこと大好きで尊敬してて、今の主人公があるのはエルストのおかげって設定も完全に死んでるし。

死に設定といえば、主人公の響友の正体もイマイチ不明だったような。光ってなんなんだよ……!

ギフトのことといい、過去描写の薄さと、人間関係構築の楽しみがないのは本当に残念でした。

ただ、キャラクターはほんとよかった!

天才型の主人公に接する立場として、同じ努力型でも劣等感に苛まれたギフトと自分の立ち位置を見出したアベルトの対比とかが好きだったなあ。

あとアトシュさんw ほんといいキャラしてたw

サモンお馴染みの敵さんとの長話中にあくびしてたり、「話が長ェ!」とぶったぎったりw

今までの改心しましたor実はいい人でしたパターンと違って、悪役のまま利害関係の一致で手を結ぶって関係がすごくよかった。ここで協力を要請する主人公もかっこよかったし。

セイバーとかリンカーとか特殊な名前も能力もないけど、清濁合わせもてるいい感じの主人公だったと思います。タイプとしては、トリスに近いかな?

歴代ではトリスが一番好きなのよね。

不満も数あれど、なんだかんだ、久しぶりに新作サモンナイトができて本当に嬉しかったし、期待値が高すぎた分ちょっと拍子抜けたところもあるけど、それなりに楽しめた、かな?

このシリーズ大好きなので、このままきちんとブラッシュアップして、続編が出てくれればいいなあと思います!