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天才検事"御剣 怜侍"が帰ってきた!
華麗なる逆転劇、再び開幕!!
◆自らの足で事件現場を捜査しよう。
パートナーとともに事件現場を捜査し、
怪しい場所や気になる場所は徹底的に調べよう。
捜査が進めば新たな情報を入手できる。
◆ロジックを組み立て、事件の真相に迫れ。
捜査によって入手したさまざまな情報を
まとめることができる、《ロジックモード》。
ひとつひとつは断片的な情報でも、
ふたつの情報をまとめることで新たな真実が見えてくる。
◆対決で証人から真実を引き出せ。
真相を巡り、事件の関係者と"対決"しなければならない場面も。
相手の主張や推理にムジュンを発見したら、証拠品をつきつけて
真相への道を切り開こう。
◆新たなる戦略、"ロジックチェス"。
証言者との一騎討ちでは、天才検事・御剣ならではの、
さらなる対決方法が登場!
<システム>
ざっくり言うと裁判パートがない逆裁。
今回独自の要素として、「ロジックチェス」なるものが出てきたのですが、これサイコロックもどきやん! ってなりましたw
前回の検事を覚えていないのですが、進化……したのだろうか?
覚えてないのでよくわかりません。
捜査時のドット絵は想像よりチマチマきれいに動いていた気がします。
これは純粋に好みだと思うんですけど、捜査のみで完結する検事シリーズはどうしても逆裁ほど好きになれないんですよね。
似たような構成にはなってるんですが、裁判パートがない分、逆裁ほどメリハリがない気がして。
<ストーリー・キャラクター>
ADVなので、こっちがメインですね。
1が今一つだったので発売当時スルー、発売後は評判がいいのを耳にしてはいたので、期待はしてました。
が、正直、2話~3話くらいまではあんまり面白さを感じず。
敵もなんか理不尽すぎてイライラしたし、あーまた凡作か……とがっかりしかけていたのですが、後半の巻き返しがすごかった!
今作は、全編にわたって「親子」の話なんですよね。
わたしは家族ネタが好きなので、もうこれだけでクリティカルヒット。
登場人物たちも最初と最後ではかなり印象が変わりました。
ラスボスも意外で(といってもネタがそろってくるとこいつしかいねーなとはなるんですが)、豹変には笑かしてもらいました。
序盤で投げずに最後まで行けば、かなり満足できると思います!
難を言えば、序盤の面白くなさという「掴み」の弱さと、最終的な事件の時系列のややこしさくらいですかね。
以下、ネタバレ感想(主にキャラクター)↓
とにかく弓彦がバカで可愛かった!!!
イトノコやヤハリを超えて、逆転シリーズ【1】の頓珍漢キャラでしたねw
そして後半のギャップがすごい。
これ絶対狙ってんだろ! と思いつつも、涙ボロボロ&一粒の涙キラリのモーションにヤラレ、ゴミ処理場での証拠探しイラストに心打ち抜かれ……。
今作で一番成長したキャラクターだと思います。
検事になれたのも父親のおかげっぽいので、純粋に脳みそが足りるのか心配ですが、今後も父親とは違う検事として頑張っていってほしい。
そして先ほど検事2は親子の話と言いましたが、主だって「絆・因縁」持ちだけでも
・御剣信&怜侍
・水鏡&シモン
・大統領&シモン
・一柳&弓彦
・風見&ラスボス
軽いのも含めると
・氷堂&内藤
・狩魔&冥
・初代ヤタガラス&ミクモ
こんなものかな?
冥がほんといい子になったなあ……と思いました。
「罪を犯した父親を乗り越える」というかたちで、弓彦に対するふるまいも、お姉さんぽくてね。成長したんだなぁ。
ラスボスは、笑いのモーションが風見と重なるところで鳥肌たちましたね!
可愛そうな過去があるにせよ、やってることと態度がクズすぎて、「あー蛙の子は蛙なのね」と。
内藤&氷堂も自己中クズだったし、こいつらまじで親子揃って似た者同士すぎる。
信さんとのこともいよいよ決着がついたし、目指すべきものも決まったし、御剣の物語としては、これで終わりなのかな。
2が面白かったのでもったいないような気もするけど、すごくきれいに終わってるし、やっぱりわたしはなるほどくんの逆裁が好きなので、今後はこのスタッフたちに逆裁を作っていってほしいなあ。
1で挫折した人も、2はやって損はない出来だと思います。
これは逆裁5も期待できる! 楽しみだ!