お昼寝タイムズ@ゲーム

ゲーム感想。RPG、SRPG、ADV、アクション、乙女ゲー、ボブゲが好きです。辛口め注意。

SWEET CLOWN ~午前三時のオカシな道化師~ 古橋旺一郎感想

SWEET CLOWN ~午前三時のオカシな道化師~ 応援中!

 

※ネタバレの塊

 

このゲームやっててはじめてまともな恋愛できたしまともにときめけた……。

 

 

突然泣いた主人公にホットチョコレートを作ってくれて、やばい、まともだまともな不器用系男子だ……と感動。

 

主人公が弟の話をした時、頭をたどたどしくなでてくれる姿……。
「……こういうとき、何て言ったら良いか。何をしてやれば良いかわからない」
やばい まともな 萌えだ……。
このゲームで初めてまともにときめけた……その事実に感動
しかも照れ隠しに頭を引っ掻き回した後、主人公の欲望が満たされているのを見て「頭をぐしゃぐしゃにされたかったのか」って鈍い……鈍感可愛い……。

 

着替えをするのに部屋から出て行ってくれと言う主人公に、「君でもそういう物事を気にするんだな」と失礼極まりないことを言い、それが「冗談だよ」って……意味分からないけどでもきゅんときた……!

 

そして、古橋さんとクラン&ラズとのやり取りが本当に癒されるw
自己紹介でのクラン「ぼくはくらんだよー! こっちはくずだよー!」といい、
あまりにも下手糞なクランかラズの絵を描いて見せた古橋さんとのやり取りといい、
癒されるw 可愛いw そして面白いw
こんなに心温まる光景はじめてだよ!

 

カップケーキをあーん(?)してくれるスチルでメガネを何故か額の上に押し上げてるのが謎でしたが……そういう描写もなかったし、特に必要性も感じなかったし、あとなんていうか……おじいちゃんみたいで萌えづらいというか……。
あれは謎でしたw

 

メガネといえば、古橋さんは正装ではメガネを外しているのはなんでなのだろう……というか普段のは伊達なのか。伊達メガネだとしたらオシャレでしているのか……なんとも謎が多い。
でも古橋さんの正装が一番カッコイイ。
思えばスイクラってカッコイイ系男子は古橋さんだけだもんな。あとみんな可愛い系で。

 

主人公のことを最初嫌っていたのは同属嫌悪だった。
「……君は俺なんだ。だから鏡を見ているようで、嫌だった」
「そうだ、俺は君だ。……だったら、何の気兼ねもなく頼ったり使ったり出切るだろう?」
なんというか、この冷たい→段々優しくなっていくという、恋愛ゲーム的にはごくごく当たり前なはずの展開がこのゲームではすごく新鮮ですよね。
なんせ表に出てる攻略キャラでは唯一だもんな。

 

そして衝撃の過去暴露、古橋さんはかつてこの城の王子であり、マリスの込められた箱を開いてしまったせいで城の人々を全滅に追い込んだ。マリスに適合し、脅威的な回復力を手に入れた代わりに嗜血症になってしまった古橋さんと、マリスに魅入られスイートクラウンとなってしまった弟だけが生き残り、数世紀を経て今……ということらしい。
作中で度々でてきた「城の女王様」は彼のことだったわけなんですね。

 

純愛グッドは、スイクラとも和解して、城の行く末もうまくいき、話的にもプロローグの裏返しな一番美しいエンドでした。
やっぱりさすがメインを張ってるキャラなだけあったな。
ストーリーといい、しつこいですがまともな萌えといい、かなりの満足感。
歪愛もみましたが、こっちはやっぱり不完全燃焼かなと。
純愛エンドのすっきり感は何物にも変えがたいですね!

 

あとやっぱりクランとラズが可愛い。
このゲームを始めて、首吊りごっことかしてるのを初めて見たときには、こんなに好きになるとは思ってなかったなぁーw

 

日之世ルートはではラズでしたが、本ルートではクランがウルトラヒット。
「きっとね、もっとすなおになれれば、もっといきるのもらくになるよ!」という言葉に心が洗われました……!
ほんと主人公ちゃんにはこのコトバを胸に刻んでに生きてほしいです!

 

 

さてあとは真相か!
胸糞悪いにおいしかしないけどここまできたらやるしかないよね!
古橋さんですっきり出来たけど仕方ない、心をきめてやるか……!!!