※ネタバレの塊
ということで本編では「これ入れる必要あるか?」レベルの短さであったお兄ちゃんの、ようやくちゃんとしたルートです。
にしても、実ではないは言え一応禁忌な兄妹の恋愛であるはずで、お兄ちゃんの愛もめぐみの愛も滅茶苦茶深いのですが、お兄ちゃんがまともすぎるせいか、なんというかすごくまとも。
あくまでこのゲーム内ではだけどw
あと住民がマトモに罵声を浴びせてこない(ほんのちょっとある罵声シーンも『』で表現されて、音声は入ってない)だけで、メンタルへのダメージが全然ない。
お前ら兄妹のくせに爛れた関係なんだろ穢らわしい、みたいな悪意を向けられる部分はあるんだけど、嫌がらせビラ貼られるくらいだからなあ。
これに対してはめぐみが「うんそうだよね」ってあっさり認めちゃうのが面白かったw
いや、そうなんだけどさ! 確かにそうなんだけど、そこまでさらっと……もっと葛藤してもいいのではwww
平和なんだけど、住民に心ボコボコにされつつの退廃的な雰囲気を楽しんでいたので、なんとなく物足りなく感じてしまうのはもう病気なんだろうか……。
お兄ちゃんが本土に渡りまくってるせいで、あんまり出ないのもあっさり感に拍車をかけてるかもしれないw
恋心の自覚も、お兄ちゃんいない時だしなw
ルートとしては、全員協力して島を救うという、本編の鬱憤を晴らすためかのような大団円ルート。
まあ神楽坂さんの作戦通り動いてたらめっちゃうまくいったよって感じのあっさりなんですけどねw
純愛エンド
お兄ちゃんと無事結ばれ、兄妹かつ恋人みたいな雰囲気になり、島もうまくいって住民とも和解できたけど島を出て二人で幸せに暮らすエンド。
普通です。
依存エンド
兄目線。
島はうまくいくものの二人は気持ちを封印し、その後めぐみは観光客と結ばれて島を出る。兄は一人残されて、めぐみのことを思いながら生きる……。
めぐみとお兄ちゃんが幼い頃花柳街で会っていて、お兄ちゃんの初恋はめぐみだったのだという小話も挟み。
こっちのほうが圧倒的にいいですね!
お兄ちゃん、基本的に飄々キャラを全編に渡って崩さないので、こういう病んでるところが見られると最高にいい! この闇こそ月影で求めていたものなんだよ……!
依存エンドのおまけボイスで「めぐみ知ってるか? 今俺の部屋はお前の写真でいっぱいで毎日お前の名前を呼んでいる」ってのもすごかったw いや知らんがなww
めっちゃ病んでるけど表面上はちゃんと飄々と生活してるんだろうな~って思うとすごく満足感。