お昼寝タイムズ@ゲーム

ゲームのプレイ日記やら感想やら。RPG、SRPG、ADV、アクション、乙女ゲーが好きです。

蝶の毒 華の鎖 瑞人感想

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美しく退廃的な兄。

※ネタバレの塊

元々美しい人なので、そのあまりの美しさにドキッとしてしまう瞬間はあるものの、「」としか見ていなかった百合子だが、とある時、瑞人に愛を告白されたことで意識するようになる。

さらには、瑞人は実は白川伯爵と野宮家使用人との間の子であり、百合子及び野宮家との血の繋がりはないことを告白。百合子はついに瑞人の気持ちを受け入れる。

瑞人は花街通いをやめ、百合子は斯波からの縁談も断り、二人で享楽にふける日々。

ところがある日、花街の娘からの「瑞人の忘れ物を預かっているので取りに来て欲しい」という伝言を鏡子から聞かされる。

嫉妬から瑞人には教えず、真島に「忘れ物」を取りに行ってもらう百合子。

実際は「忘れ物」などはなく渡されたのは娘の簪で、瑞人に会いたいがための娘の手管であり、その件はそれで終わったが、お使いに行った真島を見た花街の女が「お使いに来ていた男が阿片の売人に似ている」と言う。

真島に気取られないように真実を調べはじめるが、それからいくらもたたないうちに突然屋敷が爆発して火に包まれる。

火をつけたのは真島だった。「二人の関係を知っている、畜生にも劣る行為だ」と二人を詰る真島だったが、瑞人が「二人に血の繋がりはない」という事実を告白すると、炎に巻かれる屋敷に飛び込み、行方知れずに。

その後は何故か借金がなくなり(真島の仕業?)、瑞人は白川伯爵の援助を得て絵を学んで才能が開花、渡仏して新進気鋭の画家として活躍、百合子と幸せに暮らすエンド「夜色の髪」。

ということで、淫靡な兄:瑞人でした。

告白してからの瑞人の迫り方がもう、真綿で首を絞めるようというか、囲い込みがすごいというか……なんというか、ゾッとしましたw

いや、必死なんだろうけどね。それは伝わってきたw

父を失い、母も失い、残された最後の「家族」である瑞人だけは失いたくないという百合子の気持ちになんとまあうまく付け込むこと。もちろん、瑞人を選ぶのは百合子自身の選択だし、ここら辺の葛藤はすごく上手に描けていたのではないかと。

ただ、作中で瑞人も言うけど、瑞人がたらし込まなかったらこうはならなかったんだろうなあと……。本当に罪深い男だと思いましたw

華族として生きて働くことを心底馬鹿にしている発言を繰り返す瑞人が、男娼紛いのことをして金持ちの夫人からお金を貰っているのには滅茶苦茶驚きましたけどねえ。

それまではひたすら百合子を畜生道に引きずり込むだけの執着だったように思いますが、あんなに嫌悪していた行為で身を削って百合子を守ろうとしているのにはじーんときました! ここでようやく、認めてやっても良いかなと思ったくらいだけどもw

燃える屋敷の前で真島が「ずっとあなたのことを、愚鈍で頭が悪くて、ただ見てくれが綺麗なだけの阿呆だと思っていました」って言うんだけど、いやまさにその通りなんだよ! わたしもそう思ってたよ!!!www

斯波からの縁談を受けると、無の境地で斯波との結婚生活を送るバッドエンド「空虚な明日」。

さすがにこれは斯波が可哀想すぎたw 誰も幸せになれないルートだった……。

「忘れ物」を取りに行ってもらう役目に藤田を選ぶと、蔵の中で情事を繰り返すようになり、最後には蔵に閉じ込めらた間に屋敷に火を放たれ、蔵の中で焼け死ぬバッドエンド「蔵の中で」。

「忘れ物」を取りに行ってもらう役目に秀雄を選ぶと、秀雄に禁断の関係を悟られ、口封じのために秀雄を椅子に縛り付けて襲い、無理やり3Pをかますバッドエンド「秘密の共犯者」。

すごい……めっちゃ狂ってる!!! けどこの狂いっぷりが一番瑞人らしいというか、しっくりくるというか、全開だなって感じを受けるというかwww

秀雄さんはほんと可哀想だけど、このドロドロ最高やな~と思いながら見てしまったw

瑞人ルートで一番好きです!!!

真島の秘密をこっそり探るのではなく直接尋ねると、二人で心中を選ぶバッドエンド「つがいの蝶に」。

秀雄に比べるとバッドエンドが多かったなあ。これはやっぱり瑞人の陰の気がなせる技なのか……w