お昼寝タイムズ@ゲーム

ゲーム感想。RPG、SRPG、ADV、アクション、乙女ゲー、ボブゲが好きです。辛口め注意。

シャレードマニアクス 獲端ケイト/射落ミズキ 感想

シャレマニ【ケイト】【ミズキ】終わったー!
ミズキルートは久々にボイスほぼ全聞きしたので、結構時間かかりましたw
次誰いこうか悩みますね……。
感想はいつもどおりネタバレありです!

 

 

・調理班

なんていうかミズキさんが全部持ってく
ミズキの喋り方、抑揚のつけ方がほんと心地よくて、ミズキだけはほぼ全部ボイス聞いてます……w
あとケイトのツンギレが癒されるw
ツンギレるところをミズキとタクミが上手く操縦していい感じのお茶会に持ってく流れ、すごくよかったです!
というかもうミズキがいるだけでパーフェクト
あ、そういえば声の取り戻し方は再演でタクミが自分から落ちるって方法でした。ふむふむ、なるほどね。

 

調理班ルートで新しく判明した事実は
・今回のキャスト内に再演キャストがいる、ケイトは確定で、メイとソウタも?
・ケイトは前回異世界配信の罰ゲームで左手を、メイは右目?を奪われている
・ケイトの左手は義手
こんな感じですかな?
これケイトルートじゃないよね……? 一気にやったので、どこまでが調理班ルートでの新情報か、ケイトルートでの情報かわからなくなってしまったw
そして調理班ルートを終えて、コイツがプロデューサーっぽいな~って目星がついてきましたね!
シャレマニ、怪しいところはストレートな気がするw


・獲端ケイト

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ほんとクライマックスまでツンギレてるので、ほぼいちゃついてはないですがw 非常に微笑ましくてよかったです!
あとシナリオが自然でよかった! ケイトの理不尽なキレの理由や過去も納得がいったし、ヒヨリも等身大でケイトにぶつかってて、好感が持てました。トモセルートの自己中さは一体なんだったのか……w

 

ケイトが料理に凝り始めた原因が、家族の不仲。ケイトが好きな料理を作れば、仲が悪いなりに食卓についてくれたので、それがきっかけで料理をするようになり、それが高じて次第に凝っていったという。
今では両親は離婚して、家族も女側と男側に別れてしまっているようですが。
そして姉や妹が家事もせずズボラで部屋も散らかしっぱなしだった&強烈なキャラだったらしいので、そのせいで女嫌いになっていたのかと思いきや、本当は、父親の恋人に迫られキスされたことがきっかけであった模様。
うーん、それはきついなあ……多感な年頃に、親の交際相手に性的嫌がらせされるって、男女問わずきついですよね。女嫌いの理由も納得でした。

 

そして調理班ルートでも明らかになってましたが、ケイトは2度めのキャスト。舞い戻ってきた理由は左手を取り戻すためなのだが、肝心のドラマにキスシーンがあったため、再演できずにいたが、ディレクターの企みで無理やり再演させられてしまう。
心に決めた相手としかそういうことはもうしないとケイトが言い切った時、ヒヨリが飛び入り参加してキスシーンを奪い取り、ディレクターの采配でケイトとヒヨリだけを先に帰してもらえることになり、ハッピーエンドです。

 

ケイトは本編中ほぼずっとツンギレてまして。ヒヨリにだけ当たりが理不尽に強いことも多々あるのですが、背景がちゃんとしてて、最後までプレイすると納得できたのがすごくよかったです。そうなっちゃうのも仕方ないよなあっていう。
あと、根が優しいからキレてても最後のところでは優しいんですよねw
約束は守るし、風邪引いたらお粥作ってくれるし、落ちかけたら支えてくれるし。
ヒヨリもヒヨリで、最後にもしだめだったらどうしたんだってのに、失恋の悲しみを抱えてキャスト続けてたよ~みたいなこと言ってたのが無茶苦茶可愛くて心に刺さりましたw

 

エンディング後も、母親・姉妹との縁は復活したみたいなので、よかったです。
気持ちが通じ合ってからは普通に甘い言葉もさらっと言えてて、結構そこにびっくりしましたw 素直さがいい風に出てるね!
シャレマニは最後かなりあっさりめなので、後日談とか見たいなーって思っちゃいます!


・射落ミズキ

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もうちょい後回しにしようと思ってたんですが、ボイスの吸引力がすごくてつい行ってしまいましたw

 

ということで、ミズキさんの正体は情報局の管理部課長さん。ここには潜入捜査に来ていた模様。
で、ヒヨリはミズキの助手として情報の整理のお手伝いなどをしていたのですが、実際役に立っていたのは、睡眠薬で眠らされ、バングルの強制解除につき合わされていた部分だったという……。
また、ミズキの兄は元々情報局員であったが、いつの間にか異世界配信に傾倒し始めてスポンサー、そしてついには自らキャストとなり、DEAD ENDを迎えてしまっていた。ミイラ取りがミイラになっちゃったんですね。
終盤は、情報局による強制介入が成功したかに見えたが、情報局副局長の裏切りで形勢逆転ミズキ自身が選択を迫られる展開となる。ヒヨリだけを助けて、兄含め、他の全てのキャストを消すか。またはその逆か。
悩むミズキを見て、ヒヨリは自ら火に飛び込もうとする……が、それを見てミズキがヒヨリの代わりに飛び込もうとする……が、ディレクターはイレギュラーを許さず。何も選べなかったミズキの敗北が確定。2人以外のキャストはDEAD END。
本来なら過去のキャストたちの情報も消されるはずだったが、プロデューサーの温情で、2人がドラマを続けることで少しずつキャストのデータを取り返しており、もうじきそれが終わる……というところでエンド。

 

ミズキの正体については、まあそうだろうなって思ってました!
キョウヤルートのラストだっけ? で、情報局内にいて、そこから、あ~局員なんだろうなってw
クライマックスまでは、ミズキルート滅茶苦茶よかったんですよね……。ミステリアスなミズキに惹かれて行くヒヨリ。過去の兄の件を経て「最大多数の最大幸福」を目指すようになり、己と現行キャストの死も厭わないという非情な選択肢を選んだミズキ。ヒヨリはそんなミズキの選択を責めずに受け入れ、思いを交わす。ここら辺は普通に泣けてしまってw
決断し、思いを交わした後、最後にさらに形勢が逆転し、最悪の選択を迫られる……ここまでもよかった……問題は、この後ッ……!!!
負けたのに結局何も失ってへんやないか~~~~~~い!!!!!
いやもうね! こういうの!! だめでしょ!!!
これならまだミズキが飛び込んだ瞬間にギリギリ情報局の介入が成功するご都合主義ENDの方がまだマシだと思ってしまった……。
負けて全てを失った後、「2人でいれば大丈夫、俺たちの戦いはこれからだ(キリ」みたいな感じでソッコー立ち直ってるのにも萎えたしww さっきまでの悲壮感はなんやったんや!!!
乙女ゲーって基本的にご都合主義展開がすごく多くて。だからご都合主義そのものが嫌なわけじゃないんですよ。でもこれは許せないタイプのご都合主義だった。すんごいモヤった……w
ミズキさん自身のキャラも好きだし、そこまでがかなり好みだっただけに、最後のショックが大きかったなあ~。

 

気を取り直して次に行こう……w