お昼寝タイムズ@ゲーム

ゲーム感想。RPG、SRPG、ADV、アクション、乙女ゲー、ボブゲが好きです。辛口め注意。

剣が君 鈴懸感想

剣が君

  

鈴懸は可愛いの権化。
以下はネタバレの権化です。

 

 

天狗のカルラに育てられた青年、鈴懸。
衣装もちょっと天狗ナイズドされてるのが可愛いですね!
天狗に育てられたという事で何がしか重い過去が絡んでくるのかと思ったら、全然そんなことはなかったw
数珠丸を得て日本を救うという運命こそ背負っているらしいですが、まあ日本を救うのはこのゲームだと全キャラそうだし全然特別な事じゃないからなあ……(身も蓋もないですが)。
結局鈴懸の捨てられ以前の過去って明らかにならないですよね?

 

妖怪たちと人間たちの共存を目標として頑張る鈴懸、とにかく純粋でストレートなので、ありとあらゆる場面でホッコリしてしまう。
とはいえ、一人の人間?としてはこの子が一番しっかりしてる疑惑もあるのかな。
何せお医者さんだしw
裏長屋では全く儲けてる様子はありませんでしたが、表長屋のお客さんもついてたみたいなので、そこから食い扶持を得てるんだろうか、とか色々想像しました!

 

このルートはとにかくマダラとハチモクが可愛くてねー!
特にマダラ、最初はツンツンしっぱなしなのですが、最後はデレて心を許してくれるのが最高によかった。
長七郎も、妖怪達の根城に招かれる鈴懸ルートが一番幸せな気がしますね。マダラ・ハチモク・長七郎の3人組が好きでしたw

 

ちなみに「日本を救う」とかいうたいそうな予言があるにもかかわらず、マレビト関連のイベントは一番影が薄め
全ルートさらっと解決して、扉もさらっと閉じて、さらっと長七郎を回収して終わりですw


>剣ルート

「剣取りをして一番刀になれば、妖怪討伐礼を撤回してもいい」という家光の言葉を得て、長屋での医者業をやりながらも剣取りを頑張るルート。
その強さと医術の確かさでご典医の玄庵にも目をかけられるようになった鈴懸に玄庵の弟子・神威が嫉妬し、姑息な手段で勝ちあがろうとするのですが、あっさり九十九丸に負けてしまい。
怒りに狂った神威が香夜を誘拐したりする顛末があります。

 

・荒魂エンド+後日談

勝戦さくっと縁を下し、すわ一番刀かと思いきや、実彰に勝ちたいという鈴懸たっての希望で最終対決。
接戦の末実彰にも勝利し、鈴懸は家光の懐刀として取り立てられます。
忙しい日々を送りなかなか会えなくなるが、なんとか夜だけは鈴懸が時間を縫って会いに来ている。
後日談では、城に香夜をあげたいという鈴懸に対して、家光が城に上げるということは余の側室にする事になるのだがそれでいいのかと答えるのですが。
プレイヤー的には「それでいいです是非お願いします」って食い気味に返事したいくらいなのですが、鈴懸的にはそういうわけにはいかないので残念でした……w
誰にも見つからずに連れ出せたら考えてやってもいいという条件を持ち出し、結果として成功させるわけには行かないので家光の策略で失敗はするのですが、祭だけは楽しませてやりたかったって気持ちが粋でしたね!
家光様のことますます好きになりました……。側室になりたいです……!!!

 

・奇魂エンド+後日談

妖怪たちの気持ちが抑えきれず、人間たちを襲おうと押しかけてきてしまうルート。
数珠丸を持っていた鈴懸は妖怪たちを封印する事もできましたがそうはせず、身を呈して妖怪を庇う事で妖怪たちの気持ちを鎮める道を選びます。
人間が放った矢から妖怪を守り、命を落としてしまう鈴懸。最後に「君が好きだった」という言葉を残して……。
後日談では、鈴懸の声を聞いた香夜が高尾山に。そこで山の霊気のおかげで鈴懸と最後に会うことが出来、香夜は鈴懸のためにも「幸せに生きていく事」を決意する。
他キャラの死別エンドでは他の人と幸せになる香夜の姿が全く思い描けませんでしたが、この鈴懸奇魂エンドだけは、そういう幸せも選べそう。
悲しみながらも「鈴懸らしい」と言うマダラの言葉にもあるように、話の流れとしては一番自然で、「鈴懸らしい」結末だったと思います。


>君ルート

鈴懸が嫉妬という感情を覚えるルート。
過労で倒れてしまった父親の代わりに、たまたま現れた九十九丸が店の手伝いをすることになり、そこで香夜と仲よさそうにするのに嫉妬して、木霊も見えなくなる鈴懸。
自分の気持ちを認めてからは、好き好き攻撃がすごかったですw 何回言うねんっていうw
父親との話し合いも済ませ、さらっと父親公認にもなった模様。まあ、医者だもんな……身元しっかりしてるし……!w

 

・和魂エンド+後日談

保護した長七郎が見つかり、鈴懸も指名手配されてしまう。
江戸では暮らせなくなったので、鈴懸も高尾山に戻る事に。
香夜は一度は置いていかれるが、五日後迎えに来た鈴懸についていき、高尾山で幸せに暮らす
後日談は高尾山での幸せな生活です。香夜ちゃんがヘソ出しルックになってることに一番びっくりしましたw
このルートはなー、うーん。たった5日で迎えに来るくらいなら、なんで最初っから連れて行かなかったんだよって思ってしまいましたw

 

・幸魂エンド+後日談

香夜が大怪我をしてしまったのを聞き、剣取り試合を放棄して香夜のもとに駆けつける鈴懸。
試合放棄をしたために侍たちにボコられたりしますが、そのおかげで神威とも仲直りが出来て。
その後はデレデレの鈴懸とひたすらイチャつくだけのエンドw
全く障害もなくなり、医者として堅実に生計立ててるし、仲良しだし、なんというか幸せすぎて特に言う事がないですw

 

なんというか鈴懸ルートは正直全くときめきはしなくて、こう……なんだろう、終始親戚の子供を見守っているような気持ちになってました……w
可愛いんだけどな……めっちゃ可愛いんだけどな……でもそれだけだった……!
(鈴懸は別にショタではないんだけど、認識的に)やっぱショタ系キャラはさらっとしか見られないな~って実感しましたw