ソラユメ ルーエンルート感想
※このプレイ日記はネタバレの塊です
声もいいし立ち絵ビジュアルもめっちゃ好みなのにいかんせんスチルとシナリオが残念であった。
うーん、メインのはずなのにな……いや悪くはないんだけど。盛り上がりが。
期待しすぎたのか何なのか、悪くはないんだけどちょっとメインキャラクター(ですよね?)にしてはパンチが足りないなというのが正直な感想。
というか、涼志くんが絡んできすぎてルーエンの印象が薄いw
あ、そういえばこのルートで初めて涼志くんが出てきましたね。肝試しに行かないと出てこないのか。
転入早々主人公に異常な執着を見せてくる涼志くんをルーエンは「ヘリオトロープ」と言い切ってブスっと刺してしまうのですが、するとなんと時間がループ。みんなの記憶も消えている。
一瞬夏空の世界に来たのかと思いました。
まさかループネタの乙女ゲーを平行してやっていたとはw
ややこしいので詳細は省きますが、結局、ヘリオトロープと涼志くんはもう一体化してしまっているということで、ヘリオトロープごとやっつけてしまいます。
んで、無事結ばれてエンドなのですが……。
省いた過程の中に、ルーエンが全然出てこないところがあるってルーエンルートとしてどうなんだ。
あんまり涼志くんとばっかり絡むもんだから、涼志ルートに突入したのかと思ったよ。
全然ラブいシーンないし(終始シリアスなストーリー展開が進むから)、ルーエンは一体主人公のどこを好きになったのかわからないし……。
いや、割と最初っからルーエンが主人公のことを大切に思ってくれてるんだなーってのは感じるのよね。ぶっちゃけ他ルートでも感じるし。
でも、それがまずなんでなのかがわからん。
まずね、主人公の先祖である伊月さんの存在が失敗やと思うんですよ。全力で。
ルーエンいわく、伊月さんに感じていたのは友情だけらしいんですが、わたしには「ルーエンは伊月のことが好きで、主人公のことも伊月そっくりだから気になってた」みたいにしか見えないんだよ……。
伊月さんが過去の女にしか見えない。再三言いますが、わたし、過去の女ネタ嫌いなんですよね。笑
あと地味に最後までしこりになったのが、ルーエンは悪魔で、主人公は人間なので、主人公が年老いていってもルーエンは若いまんまってこと。
主人公はもう割り切って(?)「わたしはしわしわのおばあちゃんになっても隣にいるからね!」みたいなかっこいいこと言ってくれるんですが、想像するとほんとキツい。30過ぎたらルーエンの隣に立てないよ。
主人公も不老不死になるとか、ルーエンが人間になるとかして欲しかった。
その点、カエル畑はよかったな。ちゃんと人外になってくれるところが。
ルーエンの、「お前が死んだら俺もその場で命を終える、もうお前しか愛さない」みたいな発言は萌えの塊でしたが……いや、ここはほんとよかった。最高。
というか、ルーエンのキャラクターはほんと好きなんだよな……!
バッドエンドがない、ってかまずエンディングも一個しかないってどういうこと。
いやぁ、ほんと惜しかった……。惜しすぎて悲しい。ルーエンルートをもうひとつください。