お昼寝タイムズ@ゲーム

ゲームのプレイ日記やら感想やら。RPG、SRPG、ADV、アクション、乙女ゲーが好きです。

吉原彼岸花 久遠の契り 桜華屋時雨 感想

こいつ絶対下衆だろってプレイ前から思ってたので、ノーマルルートは逆にびっくりしましたね。
え、普通に何事もなくいい奴で恋愛して身請けして終わった……? って感じでw
実際は一番攻略制限がかかっている難物だったわけですが。

 

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※ネタバレがっつりありです!

 

 

真相ルートは、時雨の秘密を知るところから始まります。
全ルート中で聞こえていた、夜中の謎のうめき声……。
内証から入れる隠し地下が存在し、そこで時雨に折檻されている糸里があげているものでした。
普段の優しげな姿からは想像できないほど厳しい折檻を加えたかと思いきや、次の瞬間、奇声を上げて苦しみだす時雨
恐れおののいた主人公はその場から急いで立ち去ります。
その後、真相を明らかにするも、言う事を聞かなければ柚を折檻すると脅して主人公を思うがままにする時雨。

 

時雨は前楼主とは血の繋がりがなく、ずっと虐待を受けて育っていた。
偶然出会った幼い主人公に生まれて初めて優しさを受けた時雨は、主人公に執着するようになり、なんとか手に入れようと画策する。
他ルートでも少しずつ出ていましたが、そもそも主人公の実家を潰したのが時雨。そして、主人公も借金のかたに売られたわけではなかった。責任のために自殺してしまった両親のところから、ショックで記憶をなくした主人公をこれ幸いと連れてきていただけだった。
まだ当時生きていた前楼主が主人公に手を出そうとしたり、折檻を加えようとした(時雨の片目は、折檻から庇ったときに潰れた)ため、こっそりと殺害。
また、虐待により精神の均衡を失っていた時雨は、下位の遊女を折檻しては殺すという非道を繰り返していた。お菊は真実を知っていたようです。
真実を知っても、時雨を恨みきれない主人公。
歪んだ関係を続けていると、ある日桜華屋に手入れが入ります。殺しと放火(主人公の実家)の罪で時雨が訴えられていると。
急ぎ地下に隠れる主人公と時雨。タレコミをしたのは惣一郎だったようで、やって来た惣一郎に追い詰められた時雨は、自ら桜華屋に火を放ちます。
一度は惣一郎に連れられて逃げる主人公ですが、最後の最後に時雨を見捨てられず、火の中へ。
主人公が初めての稼ぎで送った眼鏡を必死で抱えている時雨を見て運命を共にする事を決意し、二人で火に巻かれて死ぬのが真相エンド。

 

真相バッドエンドは1つ。
火を放った時雨を見捨てて惣一郎と共に逃げるも、時雨の亡霊からは逃れられず、思い続けてしまう主人公。そして時雨の面影を追っていると知っていても主人公を手放せない惣一郎。一方通行のまま実りのない関係を続けている二人のエンド。

 

時雨はヤンデレとかではなく、ただひたすら完全に病んでいるんですよね……。
嘘のつき方(両親が生きている)や、主人公に執着しているのに平気で遊女をやらせていたり、でも折檻から庇ってみたり。行動だけ見ると、何がしたいんやこいつって感じですからねw
時雨の境遇が可哀想なのは確かですが、やってることが余りにも外道すぎるので、やっぱ受け入れられないなーという感じでしたw
やってることがクズというのに加えて、行動の支離滅裂さからも見て取れるように、幸せになれるビジョンが全く描けないってのも好きになるにはしんどい。
まあ、そういう風に計算されてるキャラなんでしょうけどw
これを愛せるのは相当の上級者な気がしますね。
病んでるのはいいんだけど、気狂い系なのはちょっときつい! 糸里への折檻くらいまでならまだいけましたが、殺すまでいってたってのと、奇声上げちゃうのがちょっとね。

 

あと辰吉ルートと時雨ルートは、惣一郎がちょっと関わってきちゃう分、ストレートに喜びづらいんですよねw
惣一郎、そこまで好みのキャラではないのですが、一生をかけて頑張ってきて、ほんとに主人公のためだけに生きてる人なので、ちょっとでも話に関わって情が移ってしまうと、罪悪感が芽生える。
朔夜や彰人みたいにほぼ全く絡んでこないと気にならないんですけどねw
ただ、そこらへんの罪悪感が芽生えるルートでは、ストレートにハッピーエンドがなく、物語としてのバランスが非常に取れていてよく考えられてるなあと思いました。

 

そういえば、彰人は遊女への折檻&殺し以外は全て知っていたようで。彰人ルートのあの台詞について改めて思うのは、自分の罪はちゃんと話したのに、友人である時雨の罪についてはきっちり黙っていて、そういうとこほんと彰人は男前だよなあって……改めて彰人が好きになりました!w

 

あ、ノーマルルートに関してはほんとに普通に恋愛して普通に時雨が身請けするだけです! 普通すぎてメモ取り忘れた……w