華ヤカ哉、我ガ一族 キネマモザイク 六男・雅 弐年目
※このプレイ日記はネタバレの塊です
ツンデレ最高!
なんというか、デレの見えているツンって心安らかに見ていられますね。
名前をまた言ってくれなくなって、ゴミ壱号と呼ばれようが、きっつい言葉を吐かれようが、裏側には絶対の愛情が透けて見えている雅様、大好きです。
まぁ、真性ゴミ虫であるわたしは物足りないのですがね。
正直、序盤はもっともっともっとツンでもよかったなぁーと思います。
主人公は雅様の偏食を治そうとするのですが、その過程でまたも弁当ガシャーンがくるのですよね。
再三言いますが。本編プレイ当時はほんとにもう、殺意にまみれたものでしたよ。乙女ゲーの攻略キャラクターにあんなに殺意を覚えたのはアレが初めてでした。笑
ところがどっこい、今回はなんと言う安らかな気持ち! まずガシャーンくることがわかってたってのもあるし、雅様の愛情わかりやすすぎるし……プレイヤーを懐かしい気持ちにさせるために割と無理やりねじ込んだエピソードっぽかったってのもあるかな。まぁともかく、ゴミ虫はもうあんなことではびくともしないのです。笑
ご兄弟がまた劇場を繰り広げ、雅様を素直にしようと奮闘してくれるのですが、雅様にはそれが筒抜け。
でも、嘘とわかってもなおかつ主人公を迎えに来てくれる雅様に、この上なく萌えました。
落ちてただけだから! と言ってドレスをプレゼントしてくれたりもしてね。たえちゃんと同じ発想w
鍵をくれるときも、主人公がズバリ言い当てたのに対する「何それ、すごいじゃん。じゃなくて! ……ん!」という台詞に思わずローリング。
博様の「めっ!」といい、雅様の「ん!」といい、無限大の萌えがこめられた一言の破壊力がやばい……。
あと地味に来たのが、「大人一枚ゴミ一枚」。雅様の台詞、いちいちツボでやばいわ……。
縁談くるよね、ふーん別にいいよ潰すからとはっきり言ってくれるところも、素敵。
しかも、単に潰すだけじゃなくて、主人公がいいなら別に潰さないと言って、あくまで主人公のために動いてくれるところに感動しました。今までなかったよね……。
雅様は今回、ブレない芯があってとってもかっこよかったなぁと思いました。
ふらふらしてる主人公にも何回も文句を言ってくれるし、主人公のことが好きだから、こうする。ってスタイルが変わらなくて、安心して見ていられました。
VSマジカス様も、終始雅様のペースでことが進むしね。マジカス様暴れる隙なしw
雅様の意外な一面に萌えたのが、こいつ案外もやしっ子じゃなかったんだなというシーンたち。
主人公が秀男に殴られそうになったところを止めて「僕が相手になる」と言ってくれたり、主人公に絡んできたゴロツキを、こっそり退治してくれたり……。
なんなの? 萌え殺す気なの?
そういえば、千代子様との揉め事は悪化してたかな。まさか伊村が潰れかけるとは……。呑気に澄田を助けている場合じゃないだろ千代子様。
雅様が千代子様にいらつくのも、なんかわかるなーと思ってしまいました。まぁ、確かに言い過ぎではあるんだけど……。
ここらへんのやりとりはおおむね本編より生々しくてよかったんですが、千代子様が「あんたなんか息子とちゃう!」と言うのにだけはガチで凹みました……。
千代子様、それは親として最も言ってはいけない言葉だよ……。
その後の雅様の「振り向かないで」という震えた声に、もう涙が止まらず。
ほんと、泣けたなぁ。死ぬほど切ない気持ちになりました。
最後はうまく言ってよかったといえばよかったんですが、やっぱり千代子様には謝ってほしかったなぁというのもあり……かな。
雅様のストレートさに対し、主人公の煮え切らなさにちょっとヤキモキしたりもしましたが、ゴミと言われたり名前を呼ばれたりするだけで萌え、とにかくひたすら萌えに萌えた雅様ルートでした。もうさいこー。
最後の不意打ちちゅーとか、たまりませんでした。
年下のくせに、やりおる……。
ほんと、ごちそうさまです。
ちなみに、雅様お得意の死んじゃえシリーズは今回、①洗濯物になって死んじゃえ ②星になって死んじゃえ でした。かわいい。