戦場のヴァルキュリア3
戦場のヴァルキュリア3 (2011/01/27) Sony PSP 商品詳細を見る |
“征暦”1935年。
ヨーロッパ大陸では、超大国である帝国と連邦の間で第二次ヨーロッパ大戦が勃発。
帝国は豊富なラグナイト資源を狙って小国・ガリア公国へと侵攻する。
武装中立を掲げてきたガリア公国は、正規軍と義勇軍を投入して激しい防衛戦を展開。
そんななか、正規軍から使い捨て同然の扱いで戦線に投入される部隊があった。
422部隊、通称「ネームレス」。
彼らは懲罰部隊であるがゆえに、その戦果は公式の記録には残らない。
それでも彼らは生き延びるために、絶望的な戦いへと身を投じていくのだった……。
<システム>
基本的には、戦ヴァル2と同じ。
兵科変更が自由に出来るようになったのがすごくよかった!
敵を倒したりで経験値的なものがたまっていって、上級兵科になれるというのも、順当でいいよね。
上級ポテンシャルの覚え方(偵察兵のAというポテンシャルと、支援兵のBというポテンシャルを覚えるとCという上級ポテンシャルがひらめく)も好みだった!
前作の、兵科関連のモヤっとポイントがかなり改善されてるなと思いました。
あと、戦車系がすごく運用しやすくなりました。
前は戦車だと2CPだったので、ずっと装甲車ばかり使ってたような気がするのですが、今作はどれも1CP。
相変わらずキャリー要員として装甲車も使えるし、幅が広がったと思います。中戦車愛用したなぁ。
ただ、マップと戦闘時ボイスが、ものすごーく前作の使い回しが多いような……?
敵の配置が違うとかなり戦略も変わるといえば変わるのですが、ただでさえ同ゲーム内で同マップ使いまわしもあるし、このマップ何回目じゃ! と思うところがいっぱい。
いいかげん……飽きるわ! ということですね。笑
<ストーリー・キャラクター>
2は学園生活ということもあってか明るめだったのが一転、懲罰部隊が主役・ばりばり戦火の真っ只中ということもあり、かなりダークな雰囲気。
今回の仲間は、通称「ネームレス」と呼ばれる、犯罪者ばかりが集められた懲罰部隊。
主人公のクルトはもともとエリート軍人だったのですが、冤罪を着せられてネームレスに。
一癖もふた癖もあるネームレスのメンバーと、かちかちの堅物だったクルトが互いに認め合い、「仲間」になり、立ちはだかる難局に立ち向かっていく。
すごおおおく燃える展開でした。
メインストーリーも、キャラクターとの絡み「断章」も、ほんと燃えた。
誰からも評価されなくてもひたすら国のために戦い続ける姿、格好良くてしびれました。
正直、話としてはそこまでかなーだった2と比べ、シナリオは本当によかった。
とかいいながら、2と同じくやっぱり中だるみしちゃって、途中すごく間が空きました笑
いかんせん長いからな……。
総プレイ時間は、70時間強かな。
クリア後も断章とかエクストラミッションが現れましたが、プレイする気力はなかったでござる……。
以下、レギュラーメンバー。
・クルト(イケメンすぎやばい。仲間意識に芽生えていくところがすごく自然かつ好感が持てるストーリー展開で、神がかってたと思う)
・グスルグ(おいいいいいいいいいいいい。ってなった。裏切ったとき普通に泣けた。君の理想はわかるんだが……なんか、キャラ変しすぎてどうしようってなった)
・リエラ(ヴァルキュリアなヒロイン。困ったときのヴァルキュリア化が大変重宝しました)
・イムカ(復讐に燃えるヒロイン。戦車兵としての君の輝きは忘れない。敵方のヴァルキュリア、セルベリアが予想外のかっこよさだったな)
・セルジュ(あまりにも貧弱だったけど狙撃兵としては他の追随を許さなかった。クルト大好き)
・レイラ(ネタ系女王キャラかと思いきや、まっすぐで嫌味のない素敵レディだった。ほんとうに好きだ!)
・アルフォンス(イケメンデブという新しいジャンルを生み出した男。まじイケメン。レイラとの絡みがイイ!)
・グロリア(姉御。犯罪系おばあさんキャラという斬新さ。要所要所でシメてくれるのが素敵でした)
・シン(和。「参る!」って言うのが好きすぎて延々使ってた)
ほかもみんな好きなんですが、特に大好きだったのはここら辺かな。
ああ、なんて適当な感想なんだ……。もっと書きたいことあるのに……。月曜なのがいけない。そうだ月曜なのがいけない!