華ヤカ哉、我ガ一族 黄昏ポウラスタ 別荘もーど 隠し子・守様

※このプレイ日記はネタバレと愛ある悪口が多分に含まれています

直前までやっていたのが喜助だったこともあり、守様の手馴れてる感にびっくりｗ

進様も言ってましたが、オープンにラブラブを見せつけるところは勇様に似てますね。

他の御兄弟のルートでは酒に弱いエピソードしかなかったので、そんなキャラだったっけかと戸惑いましたｗ

「はぁ……たかが抱擁していただけではないか。

夫婦になるのに何を恥ずかしがっておるのだ？」

「男はこういう時、多少意地悪くしたいものなのだ」

「夫婦ともなれば毎日することだ。

慣れなければならぬぞ？」

こんなことを真顔で言える子だったとは……。

しかし、いいね！

守様が主人公をからかう→冗談だの鉄板コンボが多数出てくるのですが、これ何回見てもいいわぁ。

シーンそのものの糖度が高いってのもあるけど、「冗談だ」の言い方がめっちゃ好きなんですよ。

守様の優しい声音、たまりませんよね！！！

御兄弟への心を許したトンガリモードの声とか、もう今はほとんどないけど殺し屋モードの声とか、御杜バージョンのすんげえトーンの高い声とか、守様は芸達者だ！

まぁ、同じようなシーンが数回あるとも言えるんですけど、押し倒されてるスチルの主人公がかわいかったから良しとする！

主人公、無印では芋臭いと思ってましたが、ほんと可愛くなったよなあ。

個人的に、今回のミラクルヒット（現時点で）は、守様ルート結婚式の髪型が好きです。

そしてまさかのラッキースケベ要員……。

露天風呂が出てきた時点でどっかであるとは思ってましたが、これは博様あたりだと思ってたなぁ。もしくは、無印で逆ラッキースケベ（というか風呂シーン）をさらした雅様に正統派ラッキースケベを体験していただきたかった。

しかし、

「男ならあの状況で見ぬ者はおるまい」

なんて堂々と言っちゃう守様、素敵です笑

そして相変わらずの堰堤ですが、守様は進様に似てましたね。

まともな家族も故郷もなかったから、その大事さがわからない。それでも主人公のためになんとかしたかったけど、やっぱりわからないから大事にできない。

進様ルートの時も分かったけど、こいつらのこの考え方は理解の範疇を遥かに超えている。

別に大事さがわからないならわからないでいいんだけど、相手にとって大事なものを、ただそれだけで大事にしてあげるってことができないのかな？

例えば、今ルートで言えば主人公はたぶん守様の小説にかける情熱とかわからないんだろうけど、それをないがしろにしたりはしないじゃないですか。んでそれは多分、守様がそれに思い入れがあるからであって。

なんで自分基準で考えて切り捨てちゃうのか、謎すぎる。うーん、これが宮ノ杜ということなのかなぁ。

今ルートは雅様がお助け役なのですが、それもいいこと言ってるようでちょっとハズしてるというか。

「普通っていうのは苦労して手に入れるもんじゃないと思うよ。

だって普通って人それぞれ違うんだから」

「価値観を他人と合わせることなんか出来ない。

もし出来るとしたら無理をしているだけさ」

いやそういう問題でなくてっていう。

相手の大事なものをを大事にする＝価値観を合わせる　っていうその発想がまず間違ってると言いたいんですが。

で、結局、なんと今ルートは故郷を守ることを諦め、堰堤はそのまま。

主人公の家族だけ帝都に呼び寄せるというかたちでの解決となりました。

最初は微妙に感じたけど、最後にはこれはこれでいいのかも、と思いました。

「あいつらの問題なんだ。

私たちは出来ることをしてやればいい。

何もかも救う事だけがいい事ではないからな」

正様のこの台詞も好きだなぁ。

宮ノ杜の御兄弟って、いびつだけど、なんだかんだ言いつつ兄弟なんですよね。

正様はしっかりしてて長男だし、勇様の奔放さと我の強さは次男っぽいし、茂様・進様の（自分のこと以外での）如才なさや人当たりの良さは真ん中っぽいし、博様の甘え上手は弟っぽくて、雅様のはしこいところも末っ子っぽい。

正様の兄貴っぷりが久々に発揮されててうれしい一言でした。

御兄弟連係プレー劇場もいいけど、見守るという形もいいものですね。

あ、そういえば、守様の表記はゲーム内では四男になってますが、わたしはズレが落ち着かないので未だに隠し子呼ばわりしちゃってます。

守様も自分が四男なのに進様のこと四男って呼ぶし、やっぱこれが一番落ち着きますわ。

ちなみに、守様は本作で初めて7日締め切りの小説を仕上げてましたね！

主人公の付けたタイトルにうけたｗ