お昼寝タイムズ@ゲーム

ゲーム感想。RPG、SRPG、ADV、アクション、乙女ゲー、ボブゲが好きです。辛口め注意。

幻奏喫茶アンシャンテ 凜堂香 感想

間をおきまして、アンシャンテ感想に戻って参りました!w
書いておいたんですが、早くも懐かしい気持ちになってるな……。

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ということで、以下ネタバレあり感想です!

 
どうせ凛堂さんも重いんだろ! って思って身構えてたんですが、やっぱり重くてズーン……ってなってしまいました……。
ていうか御門さんが29歳ってのに素でびっくりして、婚約者がいるってのに二度びっくりして、その婚約者というのが元人間で現人外・凛堂さんの妹さん……ってのに三度びっくりしました。
フラットなものの見方ができる人なのに人外に対してああも警戒するよう言うというか距離を置こうとしてるというのか、それは妹さんのことが理由だったんですねえ。
 
それでも恋愛過程そのものは最初のキャラ紹介を見たときに思い描いた通りというか、42歳のミドル×その二回り近く年下の主人公で。
凛堂さんの大人さや包容力に惑わされつつ、琴音のおおらかさや明るさが「大人」として生きてきた凛堂さんの寂しさを埋めていくという……そういう感じに進んではいたんですが。が!
最後の最後になって、命の危機を救うためとはいえ、琴音の手によって人外化されてしまう凛堂さん。
生きながらえたことに感謝しつつも琴音のいないところでは「人外になんてなりたくなかった」という本音をこぼす凛堂さんや、うっかりそれを聞いてしまう琴音や、そういうのにめっちゃ感動はしたんですが、唯一の人間枠だったので、人間のまま琴音と恋愛してほしかったなぁ~という思いもありw
せっかくの年齢差も、人外になっちゃったおかげでないようなもんになっちゃいましたしね。
年甲斐もなく指輪あげたいな~、いやいやまだ早い……とかって考えてたらしい凛堂さん、かわいかったのになあw
それにしても、他ルートだと実はあんまり人外×人間ってことそのものは問題視されないんですが、元人間である凛堂ルートになってはじめて「人外と人間の差」が大きく意識されるっていうのが皮肉なもんですよね。
寿命の差とか。埋められない感覚の差とか。そういうの、他ルートでは言及されなかったので……。
 
最後は妹と凛堂さんの戦いでの締めなんですが。
御門さんは、同じ大切なものが人外になった同士なのになぜ僕らは違えてしまったんだろう、みたいなこと言うんですけど。
妹さんと凛堂さん、似てるようで全然違いますよね……。凛堂さん、半分以上人間だし、自我あるし、喋れるし。ぶっちゃけ妹さんが凛堂さんと同じくらい人間に近い人外なら、御門さんだってああはならなかったと思うんですよ……。
逆に琴音は凛堂さんが妹さんと同じような状態だったら、今回の結論に至れたかどうかはわからない。意思の疎通も出来ないんですもん。
琴音・凜堂さんと、御門さん・妹さんは、比べる対象として全然フェアじゃない。そう考えちゃうと、なんか口の中が苦くなるような気持ちになっちゃいました……。言ってもしょうがないことなんですけどねw
 
凛堂ルートはバッドエンドが多かったのも特徴的でしたね。
選択肢ミスるとめっちゃ凛堂さんが死んでしまったw
にしても、凛堂を人外化させて生かすか、人間のまま死なせるかの選択で、唯一イグニスだけが迷わずはっきり「生かせ」って言ってくれるのがすごく好きでした!
悩みも後悔も生きてこそ……ほんとその通りで、イグニスがますます好きになってしまうぅ……!!!
 
凛堂ルートを終えて、ようやくミシェルルート開放!
プロローグ5の説明文怖すぎてビビりましたw
ミシェルルート、めっちゃ楽しみです!!!