お昼寝タイムズ@ゲーム

ゲーム感想。RPG、SRPG、ADV、アクション、乙女ゲー、ボブゲが好きです。辛口め注意。

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE 総評/感想

ブラボに引き続き、フロムの死にゲーに挑戦し、なんとか死ぬ気でクリアしました!!!
いや~ムズすぎて積むかと思った。ガハハ!!!

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE - PS4

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE - PS4

 

時は戦国。
雪深い峠を超えた先に、葦名(あしな)の国はある。
「剣聖」葦名一心が、わずか一代で国盗りをして興した、北国の雄である。
だが、その葦名は存亡の危機にあった。
一心の孫である葦名の将は、窮状を憂い、自らの手勢を密かに告げた。
「もはや、寄せ手から葦名を守るための、尋常の術は無い」
「今こそ、あの御師が必要だ」
かくて御子は、囚われとなる。
御子というが、その身は天涯孤独、家族も家臣も、なにもない。
ただ一人の忍びを除いては・・・。
これは寄る辺なき、孤独な主従の物語である。

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<システム・グラフィック>

アクションRPGとにかく難しい。何度心が折れかけたことか……っていうか普通に何度も心が折れた。折れた心をなんとか継ぎ接ぎして執念でクリアしたって感じですね。わしゃ執念深いんや。
ブラボ同様、最初から最後まで油断すると雑魚にすら何度もやられます。
ボス戦も言わずもがな。全ボス最低10回くらいはリトライしてるし、苦手なボスは100回以上やったと思う……。
ブラボでも書いた気がするけど、クリアまでにリトライした回数は1000回を下らないような気がする。 ※わたしがアクション下手すぎるせい
あとブラボと違ってマルチの協力プレイがないので、どんなに苦しくても自力でなんとかするしかない。ここが辛かった。
ただリトライポイントがボスに近く、すぐに再戦できるようになっているので、そこはすごく親切です。何百回でも安心して死んでくれという開発からの優しさが垣間見えますね。

 

主人公の武器は基本的にのみですが、忍らしく義手に忍具を仕込み、サブ武器のようにして使うことが出来ます。
手裏剣、斧、火吹き筒などいろいろなバリエーションがあり、あくまでも補助的な役割ですが、相手によって使い分けることで戦闘を有利に進めることが出来る。
敵の攻撃は食らうとものすごく痛いので、基本的に食らわないことを前提に回避をしたり、刀で弾いたりしないといけない。
本作で特徴的なのが弾き体幹のシステムで、攻撃の他に敵の攻撃を的確に弾いたり、見切ったりすることで相手の体幹を削り、HPを減らさなくても体幹削りで相手を倒すことが出来るのです。
もちろん自分にも体幹はあるので、これを削りきられると体幹を崩され、相手から強攻撃を受けてしまう。
ここら辺のやり取りが斬新で緊張感があり、楽しかったです!
あと主人公は不死という設定なので、戦闘中1回だけ(条件を満たすと数回)回生といって生き返ることが出来ます。この回生のおかげで救われることも多い。まあ回生し終わったら普通に死ぬんだけどな。不死ちゃうんかい!

 

主人公の育成要素はあまりないと言っていいかと思います。
HPと攻撃力は底上げできるのですが、HPを上げるには中ボスを、攻撃力を上げるには大ボスを倒さないといけないので、強敵を倒す準備を整えるために強敵を倒さないといけないって感じでこれがまた非常にきつい……。
一応スキルツリーもあり、こちらは雑魚倒しでも育成可能なのですが、見切りなど一部の必須スキルを除くと技やら回復薬効果UPやら、自キャラの強さには大きく影響はしないものが多いので……。

 

攻撃を食らってしまったら、瓢箪というアイテムで回復。こちらは鬼仏というセーブポイントでセーブすると回復するので、回復アイテム集めの必要が一切ないのは本当にありがたかった。ブラボでは輸血液集めマラソンとかしてたので……w
上述のリトライポイントの親切さといい、どうもここら辺でバランス取ってるっぽいですね。いやまあ取れてるのかどうかは知らんけど。

 

とにかく死んで死んで死んで死んで∞覚えてなんとか相手を倒す!!!!!
忍殺の文字を見た時にはもう達成感っていうか安堵感の方が勝るくらいでしたw

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ぶっちゃけ難しすぎて途中面倒になって投げてた。こんな鬼畜ゲーは絶対取らねえだろって舐めた気持ちで「SEKIROがGOTY取ったら再開します」とかいうツイートしてたらホントにGOTYを取ってしまったので再開して、執念で無事クリアしました。
我ながらほんとよくクリアできたよな……。なんていうか自分の執念深さに驚いた。


<シナリオ・キャラクター>

舞台は戦国、「剣聖」と謳われた剣豪・葦名一心が一代で築き上げた国である「葦名」
存亡の危機に立たされた「葦名」の将は、危機を脱するために死者をも蘇らせる「竜胤」の力を持つ御子・九朗を幽閉する。
主人公はこの九朗唯一の臣下である忍、。主である御子を助けるため、狼は戦国の世を駆ける……。
めっちゃ分かりやすい話で逆にびっくりしました。どストレートに主従の話です。
話を進めていくと少しずつ細部が明らかになっていくのは同じですが、基本的には御子様を救うぞ~っていうホントひたすらそれだけの話なのですごくわかりやすい。

 

キャラはそんなに多くはないですが、みんなまあ……悪くはなかったです!
主人公はかっこいいし御子様は可愛い。

 

ていうかさ。
ブラボもそうだったんですが、なんというかこういう系統のゲーム……ぶっちゃけわたしは気になるほどシナリオに入り込めないんですよねw そんなんより殺し合いそのものの方が重要だし心に残るから……。
大体は強ボス倒す前とか倒した後に話が大きく進むんだけど、強ボス倒す前の話は何十回もリトライする間に消え失せるし、強ボス倒した後は達成感で胸がいっぱいでシナリオ読むどころじゃなくなってるし。いやあくまでわたしの場合はだけどもw
というわけでシナリオはそんなに気にしてないです!!!

 

 

いや~~~死んだ死んだ!!!
わたしほんとアクションゲーど下手くそ人間で。SEKIROも全然スタイリッシュじゃなく泥を啜るみたいな感じでクリアしたんですけど。
クリアできてよかった。本当によかった。もうラスボスとか二度とやりたくはないけども。
面白いかって言われると難易度高すぎて面白いとは言い難いし、まあお世辞にもオススメはし難いですけど、なんだかんだ最後までやってしまったので、きっと楽しかったんだろうなと思いますw
でもアクションに自信のある人かどマゾかわたしのように執念深い人間しか手を出さない方がいいと思うよ!!!
続編出たら……わたしはなんだかんだ買うだろうなって思います……w