お昼寝タイムズ@ゲーム

ゲーム感想。RPG、SRPG、ADV、アクション、乙女ゲー、ボブゲが好きです。辛口め注意。

DAIROKU:AYAKASHIMORI 白月&瀬見季継 感想

キュピパラくる前になんとかクリアしよう!
と思って積んでたダイロクを再開してます。
……が、シナリオの薄さに難航中……w
いやほんと……なんと言っていいか。あんまり書くことなかったので、白月瀬見の感想いっぺんに上げちゃいます。
以下、ネタバレあり
あんまりポジティブな感想じゃないのでそこんとこちょっと注意です。

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・白月

なんと言いますか……起きている(目に見える)事象と周りの反応のギャップが終始デカすぎてついていけなかった……。
まずこのルートの主題になってる式神になる」なんですけど、そもそも「式神になる」のがどういうことなのかサッパリ分からない
式神になってもやってることと言えば一緒に見回りしてるだけ(あと呼んだらやってくる便利機能があるくらい?)で、契約に制約があるようにも、式神契約を受けたしのがパワーアップしてるようにも見えない。
だからプレイヤーであるわたしは全然大層なことに思えないのに、キャラたちは滅茶苦茶騒いでて、そのギャップに頭捻りっぱなしでした……w
白の過去(過去に式神になったせいでその主が酷い目に遭った)は可哀想だと思うけど、そもそも式神契約がすごいものに思えないので、いまいちその悲劇もきちんと感じ取れないんですよ。乗っ取ってまで式神にするメリットがわからないから、現実感がない。
狐々との喧嘩もおなじで、プレイヤーが見たのはほんのちょっと口論しただけだし、その間特に問題も起きてないし、そもそもそんなに時間が経ってるようにも思えないのに、いつの間にかものすごい深刻な喧嘩みたいになってて、仲直りしたとき周りが「やっと仲直りしたのね!」って反応をするのに全然ついて行けませんでした……。
白月ルートはずっとこれで、終始虚無の気持ちを抱いたまま終わってしまいました……w

 

あと湫ルートと違って変身してバトったりもしないので、盛り上がりポイントがどこかすら分からない
湫ルートで「シナリオが薄い」って書きましたが、白月ルートの薄さと比べると滅茶苦茶濃かったなって今になって思いますw 盛り上がりどころもはっきりしてたし。
白月がじじい言葉を使ってるのが実はわざとで、素(?)は若者言葉ってネタも要素として出ては来たけど全然消化し切れてなくて、「はあ、そうなんですか……」と思っただけでしたw
とにかくこんなに虚無った乙女ゲルートは久々で、逆に新鮮な気持ちになりましたw

 

・瀬見

瀬見さんルートは話としてはバランスがよかったように思います。すこぶる有能な先輩で、飄々としてるようで優しくて、惚れるのもわかるし。
ただ今回は白月ルートと真逆なんですが、起きてる出来事の割に原因がしょうもなくて……w
危うくなっているサクラタニ存続のために水面下で動いていたのを「サクラタニを滅ぼすため動いていた」と勘違いされて、それがサクラタニひいては庁上層部にまで伝わって大事件となる……って感じなんですが、いやソースも信憑性も全然ない噂だけでこんななる!? って感じでw
しかもいかにうさんくさいといえど、ミツチ以外の全統と仲良しで、ほか妖からの信頼も厚く、名家の出身で妖守のエースである存在が出所も真偽も不明の噂だけでクビになりかけるって、特殊庁の組織としてのヤバさが浮き彫りになってビビりました。
事件の原因も証拠がなければ、解決も「守るために働いてたんだよ!」アピールだけで特に何の証拠を示すでもなくみんな「ですよね!」って納得するのもええ~って思っちゃったし……。そんな簡単な説明で心から納得できるようなもんなら、なんでそもそも疑ってたんだっつうw
あと特にサクラタニの地盤が揺らいでるとか急激に危険な状態になりつつあるとかそういうのもないのに、このルートでは瀬見さんがいきなり過労で倒れそうなくらいサクラタニ存続の調査を進めてるのも謎で気になった。いや今そんなに急ぐ必要ある!? ここまで急ピッチで調査を進めるなら、それなりの理由(サクラタニがいよいよやばくなってきてるとか)を用意して欲しかったですね……。
……とまあ突っ込みどころは多数ありましたが、とにかく弟の季尭くんが可愛いし、糸目キャラの醍醐味である開眼めっちゃ萌えたし、両思いになってからの爆速イチャイチャはかな~りよかったです!
個人的には友情ルートが一番好き。事件が起きる前に悦也さんが解決してくれるやつw