華ヤカ哉、我ガ一族 長男・正ルート
はじめは白衣で医者だと思ってたら白スーツだった。
割と王道に主従。
序盤優しめキャラクター2人を終え、ついにゴミ呼ばわり族の長男へ。
ちなみに私の中ではビジュアル的には彼が一番いまいちでした、ごめん。笑
だがしかし、案外デレるのは早い。というかすごい優しい。
共通ルートの序盤から、泣いている主人公を慰めてくれたりする!
夏の浜辺であの正様が御自らさり気なく日傘をとりに行ってくれるのも高ポイント。(他の兄弟も行ってくれる人いるけど、あの正様が!)
仲良くなってからの彼の言葉からはほんと愛が溢れているのだよなぁ。
「馬鹿者!」とかいわれても全然気にならない。むしろ嬉しい。
やることなすこといちいち男前なのもわたしの心をときめかせます。
たえちゃんがいじめられるイベント(ちなみにこのときはたえちゃんも最高です)での正様の一喝のかっこよさよ。
はじめに優しいキャラクターは、物語に緩急をつけるためか、
(表面上の)優しさ→(心を許してきた事による、甘え的な)突き放し→(主人公のための)優しさ
という段階を経ているんですが(茂と進はそうだった)、この正はツン→デレというわかりやすい二段階なのがとっても美味しい。
距離を詰めていきながらもあくまで「使用人」と「主」の関係性を超えないように超えないようにってするのがもどかしくて、もだえつつも堪能できた。
主人公軟禁事件後の、周りなんか構ってられないとばかりの熱い抱擁も最高でした。
正様大好きだよ……!
そしてもどかしさを持ったまま、最後、当主になるために縁談を受けた正の告白の切なさよ……。
馬鹿者! そこで主人公を選ばんかっ! と思ったりもしましたが。
いやーしかしいいシナリオだ。
相変わらず兄弟たちはいい動きしますなぁ。茂ルートばりの働き。
年末年始の別荘イベントも、賭け将棋すんごく面白かった!
雅様っ!!!!! と正様を差し置いて興奮してしまうほどに。
優しく将棋を教えてくれる雅様……。一刻も早く雅様ルートをしたくなって困った。まぁ大事にとって置くけどね。
そしてクライマックスの発破かけでも雅様大活躍!
率先して計画を立ててくれる雅様にもうメロメロ。
やっぱこの微笑ましい兄弟たち最高だわ。
兄弟たちに背中を押されてとうとう主人公を選んでくれる正様、とってもよかったです。
しかしまぁ、この兄弟が力を合わせれば最強!オチは毎回なんて強引なんだ。笑
面白いから良いけどね!
また、彼は友達思いなのもすごく好きでした。
はじめに紀夫と紅を別れさせようとするのも紀夫のことを思ってだし、それが紀夫のためにはよくないことだったって気づいてからは、二人がうまくいくよう画策してくれるし。
あとビジュアル面に関して。
終盤に出てくる寝間着姿の正様最高でした。
メガネを外し、いつもはパリッとあげた髪を下ろしている姿……。なんだお前……格好いいじゃねえか……。
その姿のスチルがあるのも嬉しすぎる。もうずっと髪下ろしてて欲しかった。笑
もうほんとよかった。大満足。
次は博ルートだ!