遙かなる時空の中で4 風早ルート 後編
大団円エンド以上の大団円で大満足。
・風早ルート
シリアスなシーンで声少ないよーばかーと思いつつも泣けた……。
ラストの盛り上がりはメインヒーローの名にふさわしいです、風早さん。こんな従者欲しい。笑
難を言うならやっぱり個別ルートの少なさかなぁ。
総合すると長いことは長いんだけど、大半共通ルートにイベントがプラスされるくらいのレベルだし。
スキップしつつだとどうしてもダレちゃうのよね……。
やっぱ1回も見たことない、彼とだけの個別の物語って大事ですよ。
しかし1回目の別れから再会までの間が短すぎて吹いた。
風早も気まずくなるくらい短い。笑
いやいいんだけど、もうちょっとこう、やっぱ別れの余韻というか、いなくて寂しいみたいなところも必要なような。短すぎてせっかく神に逆らってまで戻ってきてくれた感動が薄れる笑
白龍に人も見捨てたもんじゃない、って説くところは風早の熱い思いが伝わってきてじーんとした。
3だと、白龍が人型をとって、神子至上の純朴っ子になってる原点を見た気がしたなぁ。
きっと、主人公と風早の絆とかを見て羨ましくなっちゃったんだろうなぁ……。そう思うと白龍かわいすぎる。
そういえば、このルートでようやっと黒龍の真意がわかりました。そっか、別に悪者じゃなかったのか……ごめん黒龍……そこらへんよく見てなくて……! ちょっと過激派なくらいなのね。
白龍とのラストバトルは、「戦わなきゃいけないの……?」みたいなことを主人公が悲しそうにつぶやくので、ひょっとして戦わずにわかり合うのかなと思ってたらそんなことはなく、いつも通り普通にぼこぼこにしてしまった。
うーんここは戦わなくてもよかったのでは。いやRPG的にはラスボスと戦わないなんて! って感じなのでしょうが、もうこのゲームってラスボス戦に主人公不在って暴挙までやらかしちゃったわけじゃない?
今更よね?
このルートは戦わないほうが素直で綺麗だったような気がするなぁ。
でもこの白龍が3では神子至上になるんだよね。むふ。
エンディングで主人公が風早のことを思い出すシーンはほんと今までの思いとか切なさとか苦労とか(笑)が風早と主人公と一緒にぶわぁーって蘇ってきてウッカリ泣けてしまった。
10年前からやり直してるってことで一ノ姫や羽張彦もいて、柊も残ってて、すごく幸せな感じがした……!
これって大団円エンドよりよっぽど大団円っぽくない?
しかし白龍が「お前が王になれ」的なこと言ってたんだけど、なんで結局一ノ姫が王になっちゃったの? そこんとこ大丈夫なの?笑 まぁ普通に平和に栄えてるっぽいからいいのか……?
そういや結局一ノ姫にも龍の声って聞こえてなかったのよねぇ。
主人公って見かけと声が聞こえないってことで迫害されてたんだから、主人公のこと可愛がってたんなら「聞こえてるふりするんだよ」って教えてやりゃあよかったのになー。
てか中つ国の政治がらみの人たちって、だいたいどのルートでも糞=たぶん基本的に糞なんですよねどうしよう。大丈夫かな中つ国。
あと常世って普通に平和に過ごしてるのかなー。思えば常世ってとことん可哀想な国だったよね……。
皇を黒龍に乗っ取られるわ国を荒らされるわ、挙げ句仕方なく攻め入った中つ国から逆襲にあって滅ぼされるわ……。
てか龍の干渉がなかっただけでこんなに平和になっちゃうのね。自分で荒らしといて人は愚かだとか龍神なにやってんだと思うのってわたしだけ?笑
あと風早はこの真エンドの後日談がほんとよかった!
「俺にはもう千里先からあなたの声を聞く耳も見つける眼ももう持たない」って言うとこがほんとね……泣けた……。胸が締め付けられた……。
麒麟の力を失ってただの人となってしまった不安に苛まされる風早と、そんな風早をぎゅっと抱きしめて不安をかき消してくれる主人公がね。
普段は冷静だけど最後の最後にフッと揺らいじゃう風早に、最後の最後はキリッとできる主人公って関係がもう、大好きだよ。柊の時もそうだったなぁ。そういうのほんと好きだ……。
なんというか、ほんと、満足できました。突っ込みどころも満載だったけど、いいゲームだった。満足。
いろんな評価あるけど、もんのすごく楽しめた。遙か大好き! にわかですけど……許して下さい!
サブキャラはどうしよっかなー。ちょっと間を置こうかな。
一気にクリアは出来ないみたいだし……。
サティとカリガネだけでもクリアしたいなー。