遙かなる時空の中で5 沖田ルートクリア
※このプレイ日記はネタバレの塊です
個別ルートでの心の結晶ゲットが多かったせいか、恋愛過程は丁寧だったかな。
ツッコミ所は相変わらず多いけど、そこを華麗にスルーすれば今のところ一番楽しいルートだった!
突っ込みどころは海のように深いやつが山のように出てくるんですが、今のところ一番好きなルートでした!
何がいいって、主人公と沖田のほのかな恋の芽生えですよね。
人形のような沖田がちょっとずつ感情を持つようになっていって、主人公も惹かれていく……って過程が割と丁寧に描かれていたんやないかと思います。というか他のルートが飛ばしすぎなんやけどね!
二言目には「命令ですから」ばっかり言っていた沖田が、「自分の意志」で動くようになっていくのにはじーんとしました。
ただ、出すエピソードがヨクナイ。笑
もっと適切な「我」の出し方があったろうに、よりにもよって「上様のピンチ<主人公のピンチ」とか、「脱走」とかさ……。
なにも上様のピンチに駆けつけなくても、もっとマシな機会があったろうに……。上様のピンチ見捨てちゃうのはもう、こりゃ新選組として駄目だよ。愛では片付かないよ笑
脱走もね。それまでの流れで新選組との決別シーンがなきゃいけないってのはわかるんですが、脱走って形じゃなくて、近藤と土方に直談判して欲しかったなぁ……。いや結果的には直談判になるんだけど、脱走という選択肢を選ぶのがいただけない。
マコトの峰打ちとかはよかったのにな。
あと、あそこで新選組と決別してるにも関わらず、天海撃破後にまた新選組に戻るのがわからん。
え、もういいんじゃないの? 多分近藤さんも土方さんも戻ってこない前提で追い出してるよ?笑
まず戻ること前提なんだったら脱走する必要ないし……。
しかも戻って何をしていたかというと、EDでのスチル的に、もんのすごく優雅に養生してるんですよね沖田総司さんは。
オマエ! 一体何しに新選組戻ったんや! なんなんだあの謎展開は。笑
でも、惹かれ合っていく様子はすごく良かったです。ほんとここに尽きる。
何よりも、主人公がちゃんと沖田を意識してくれるのがいい。御家老涙目なくらい、小松と違って沖田のことはちゃんと意識してます、主人公。
手を握り合って「自分の手とも都の手とも違う、男の人の手だ」って思うところ、すごく好き。
干菓子スチルのときは全然だったけど……まぁあれは沖田も天然爆発だったしな。しかしあれは、あのタイミングは沖田が天然を爆発させるのに対して主人公は照れるとかが欲しかった。当事者2人とも照れないで周りが照れても全然美味しくないわw
しかし、沖田が労咳でなかったという衝撃は隠しきれないw
出会った瞬間から間違いなく労咳だと思ってましたしね。
労咳でなく元々体が強くなかったのに無理して呪詛された朱雀を使役していたために体調が悪くなっていた……ということらしいのですが。
登場時からあんだけゴホゴホやってて労咳じゃないとかむしろそっちのほうが詐欺です。
なんだろ、ただの体調不良ならゴホゴホしなくてもよかったのに……。
主人公みたいに目眩とか、「ぐっ……う……」て感じの苦悶の声をたまに漏らすとか、もっと色々できたでしょうよ。ゴホゴホは労咳に直結しちゃいます。
ただの体調不良なので、ED後はちゃんと養生したらしくぴんぴんしてます。
これが噂の死ぬ死ぬ詐欺か……と思ったり思わなかったり。笑
それならもういっそ病弱設定削っといてくれよと心底思ったよ。別にメインストーリーには絡まないしさ。
チナミに引き続き、沖田さんも設定多すぎ。新選組と人形が感情を得ていくってだけで十分だったのに。
結論としては、天地朱雀は設定過多ってことですね。
と、数あるツッコミポイントを華麗にスルーすれば大変萌えられる展開でした。
まず沖田の照れ顔が可愛すぎて破壊力抜群。今回、照れ顔いいキャラが多いですよね!