白華の檻 胡土前攻略
※このプレイ日記はネタバレと愛ある悪口が多分に含まれています
乙女ゲーの感想とかいつぶりだろう……。
オットコマエ! な胡土前でした。おっさんと思ってごめん。
京ルートを終え、幽世ルートへ突入。
なんというかね……なんて平和なんだ……!!!
逆にしなくてよかったーと心底思いました。
幽世ルートは、勾玉の力(国津神を意のままにできる)を借りてオニをやっつけようとするルート。
道満も女神(かみむすひと打つのが面倒なので、女神で統一します)に掌で転がされまくっててちょっと可愛いし、京ルートの血で血を洗う展開から比べると、ほんと、びっくりするくらい平和です。
オニの核心に迫る胡土前ルートでした。
女神は協力はしてくれないものの、幽世には匿ってくれていた。幽世にいれば、オニは剣を見つけられないらしい。
ところが、オニが道満の策略で幽世にやってきてしまい、結局直接対決をする羽目に。
そんななか、なんとオニは胡土前を前にして大人しくなる。
千載一遇のチャンスとばかりにオニ討伐をしようとする面々を止め、胡土前はオニを連れて逃亡。追いかけた主人公も捕まってしまう。
実はオニは胡土前の唯一の弟子であり、家族のようなものでもあった綾読という大蛇一族が「鏡」にとり付かれてしまったもの。
胡土前はなんとかして綾読を助けたいと思っていて、それには剣と勾玉、主人公と女神の力が必要とのこと。
なんだろう……いや、これ胡土前の言いたいこともよくわかるし、決して胡土前もオニのしたことが許されると思っているわけではなく、罪の意識に苦しんでもいるのですが、それにしても、なんだか、わたしにとってはモヤっとしてしまう展開でした。
主人公は己の「母殺し」の罪と綾読がオニとして犯してきた罪を重ねて、綾読を救いたいと思うようになるのですが、それは違うだろおおおおと思ってしまって。
もうここね、空疎様とシンクロしまくりですよ。
どんなにかわいそうな境遇にあれど、さらなる犠牲を生んでまで綾読を助けることを優先するのは、これちょっと違うんじゃねえのかなあ。
結局またオニは暴れだして幾千幾万のカミたちが犠牲になってるし、なのに結局は救うもなにも殺すしかできねーのかよと。
そういや、勾玉で呼び寄せた国津神たちが弱すぎてびっくりしたのはわたしだけではあるまい。
あんだけさんざんヨイショしときながら人間のモブ兵並の働きしかできないとかどういうことだ……。オニの一息で数千が一気に死ぬとか雑魚すぎんだろ!
おお、つい興奮してしまった。
まあとにかく、モブとはいえ、どうにもこうにも犠牲が多すぎて、「お前らのせいだよ」って言いたくなっちゃうんだよなあ。
元仲間との対立、逃亡2人旅なんかはすんごくよかったし、オッサンかと思っていた胡土前はとにかくかっこいいんですよ。
「宿命も世の終わりも関係ないところに、無責任に連れて行ってやるよ」
なんてもう、胡土前に惚れるしかないせりふですよ。わたし、無責任に連れ去ってくれる男が本当に好きなんだ。
遙か4でもサザキがほんとーに好きでした。
胡土前は予想以上にかっこよくてね。
道満の前で(※戦闘中)主人公と突然いちゃつきはじめるところなんかシビレましたね。
「てめえらの頭には花でも咲いてんのかよ」と言う道満と心がひとつになっちゃいましたよ。
そういえば、胡土前って普段はあんなにいい声なのに、なんで叫ぶ演技が恐ろしいまでにド下手糞なんでしょうか。囁きとかはすんごいいい声なのに叫びの残念さがずば抜けている。
普通にびっくりしました。彼が叫ぶと恐ろしいまでに気持ちが萎えてしまうので、胡土前の叫びは全部飛ばしてましたw
わたし基本的に演技の上手下手はあんまりわからないはずなんですが、これはちょっとびっくりしたなぁ。
空疎様がまた、叫ぶときに声が変わってバトルモードになるのがかっこよかったりするので、余計目立っちゃったのかな。
空疎様といえば、もう既にフォーリンラブなんですけどどうすればいいんだ。空疎様しか見えなくなってきた……。
このルート、地味に空疎様が主人公への愛を語りまくる(しかも一人で心の中でw)からもうどうしようもないくらい萌えました。
あと裏切った胡土前を名前で呼ぶのもほんとよかった。「蛇」呼びってあだ名だったのか。愛情表現だったのか。空疎様可愛すぎるやろ!