なぜわたしにはクインロゼは合わないのか?
ロゼは合わないなーと思い、切ろうと思った原因でもちょっと書こうかなと。
以下、恐らくロゼファンの方は快いとは思われないかもしれない。
そして、わたしはロゼゲーをいっぱいプレイしたわけではなく、世間の風評やらなにやらには死ぬほど影響される女であり、予想と思い込みで語りまくる信用ならない女であるということを告げておきます。
簡単に言うと悪口です、あしからず。
絵がくそったれというのは見りゃわかりますし好みもある。きっとあれが好きな人もいるだろう。いっぱいスチルを書く心意気は評価できる。
システムがくそったれなのもまぁ乙女ゲーに共通することとして片付けることは出来る。
が、これもう徹底的に文章が合わない。ただもうとにかくムリ。
台詞に違和感を覚えるということについては以前ちょっと言いましたか。
わたし、地の文もムリだということをついに自覚してしまいましてね。
わたし本格的にプレイしたのは魔法使いと逢魔だけなので、例示が偏っちゃうのが申し訳ないけどしょうがないね。
例えば、逢魔時。
主人公は妖力をもてあましており、定期的に発散しないとたまり過ぎて熱が出たり暴走したりする。
ただ力を使うだけではつまらないので、悪戯したり喧嘩したりして発散するのが好き。
という設定があるんですね。
この設定自体はいいんですよ。
この設定をね、ほんとね、ゲーム中に冗談抜きで100回くらい繰り返し独白するんだよ主人公が。
攻略キャラをからかいに行くシーンがあるとして、
行く前に余っているから発散しなきゃだけど普通の方法じゃつまらないから悪戯をしようそうしようのアピール1があり、
現場に行ってから余っているから発散しなきゃでも普通の方法じゃつまらないから(以下略)のアピール2があり、
悪戯中に余っているから発散しなきゃでも普通(以下略)のアピール3があり、
悪戯中に発散できてすっきりのアピール4があり、
攻略キャラとの絡みに余っているから発散しなきゃのアピール5があり、
絡み後に発散できてすっきりのアピール6があり、
……。
しかも大半のエピソードがこれ。
クインロゼはプレイヤーを健忘症とでも思ってるでしょうか?
例えて言うなら、ドラえもんが毎回「タケコプター! これをつければ空を飛べる道具なんだ!」「どこでもドア! これはどこでもいける道具なんだ!」とか言ってるようなものですよ?
コナン君が毎回「よし、博士の発明品である蝶ネクタイ型変声機を使おう。これを使えばおっちゃんの声を真似できるから、おっちゃんのふりをして推理できる!」とかいった後に推理するようなもんですよ?
ええ加減知っとるっちゅーねん! ってなりますよ。
わかったから。
あんたに力が有り余ってるのも発散したいのも悪戯がいいのもわかったから。
わかったから、お願いだから黙って欲しい。ってなっちゃうんですよね。
一例として主人公の設定を挙げましたが、本編中ということでくくると、これに加えて彼は純情だからからかってやろうアピールとか、彼とは喧嘩仲間だから好きじゃないもんねアピールとか各種アピール軍が総力を挙げて参戦してくるんです。
今回は逢魔を例に挙げましたが、魔法使いもこういう感じだったんですよ。
ただでさえ文章もくどいうえ、これはちょっとな……となりまして。
たぶん一部の人には好評なのであろう無意味なエロシーンも、わたしはあんまり好きじゃないなあ。
キスするかしないかくらいのピュアっぷりを見せるネオロマとまではいかずとも、天然野獣であるうたプリの王子たちにもどうとも思わなかったのに、ロゼのエロはちょっとどうかと思うわさすがに。
手の早いっぽいキャラならまだしも、手を繋ぐだかなんだか=付き合う=結婚なんて思考回路だったはずの堅物キャラまで初回で腰砕けになるほどテクニックのあるべろチューをかましてくる→そのまま保健室で最後まで致すってどうなんだ。あんたどこで鍛えたんだよ。サクランボの茎でも結んでたんですか?
昨今の少女マンガの無駄エロに連なる下品さを感じちゃうわ。
エロが悪いわけじゃないのよ。
無駄エロはいらないというだけなんだよ。
とまあ、こんなものかな?
ほんとはもっとあるんですが、疲れたわ笑
ともかく、こういう感じで、たぶんロゼのシナリオライターさんたちとは完成が全くあわないので、買うのはやめることにしましたということです。
要するにわたしの好みじゃなかったってことですね。それだけです。