TOKYOヤマノテBOYS DARK CHERRY DISC 諸星哲感想
※このプレイ日記はネタバレと愛ある悪口が多分に含まれています
安定感しかない。安定感しかない!
大事なことなので2回言いました。
DC組はカオスすぎますwww
ハマーとイエス様の絡みが面白すぎる。
そしてそこに現れる清涼剤のような哲の爽やかさ!
まあ裏を返すとDC組で一番地味とも言えますが。
霊の声が聞けるという特技も、ハマーとイエスの強烈な個性の前では霞むこと霞むこと。
わたしはハマーとイエスが好きすぎるので、共通ルートは正直こいつらに全部持ってかれちゃってましたよね……!
ごめんね、哲。たぶん、HMとかSMにいたらだだ萌えしてただろうに、DCにいたばっかりに……。
しかし、恋愛ルートは地味に一番感動したりもしました。
家族愛ネタはズルイよ……!
ヤマノテBOYS大集合で祭りを開催の時点で結構グっときてたのに、そこで明かされる真実。小吉じいさんの孫は交通事故で既に……。
正直、この展開は予想してなかったのでそこで涙がぶぁーっと出てしまいました。
TYBシリーズで初めて泣いたわ! まさか泣ける話が来るとはびびった。
孫はいないという事実を知ってなお協力してくれていたのだろうヤマノテBOYSたちを見て、ああもういい奴らすぎんだろ、と改めて思い知らされました。
大好きだよ!!!
哲も男泣きに泣くしね。
ていうかね。
HMを追えSMを終えDCに入り、悠斗の好感度がぐいぐい上昇してきてるんですけど?
困った時の二之宮財閥頼りになりすぎだろ……!
久々にウイルス及びTYBの真実についての解説by坊ちゃまもあったしね。坊ちゃま、いいわ……。いまさらになって気付くところいっぱいあるわ。
シークレットテイルでも、地味にプリンセスのこと想ってくれてるっぽいのがたまりません。坊ちゃま!!!
そんでもって、ここは演出面が大幅に強化されてたことに驚きました。クリーピングⅥのマークの現れ方とか、すごくよくなってる。
そして、このルートではついにプレジデントとマザーの因縁も明かされる……って、まさかの痴情のもつれ!?
もともとマザーとプレジデントは恋愛関係にあり、協力してクリーピングⅥを開発していた。
が、計画の最終段階で自ら被検体となって試作品を受け入れたマザーは、そこでプレジデントの愛は人類そのものに向けられたもので、自分に対する特別な愛はなかったのだと悟る。
結果、マザーはプレジデントの元を離れ、可愛さ余って憎さ百倍的な気持ちから、プレジデントの計画をぶっつぶすためだけにワクチンの開発組織をつくる……。
という経緯でした。
殺人鬼こと来栖が何故キラーナイチンゲールになったのかは詳しくはわかりませんでしたが、たぶん、伊織の妹の人生を台無しにしてしまった罪悪感から人を救うことに異常に執着するようになった結果……ってことでいいのかな。
展開は、HM+αって感じかな。
哲と主人公が殺人鬼の心を解きほぐし、殺人鬼は自分で心臓を突いて自害。
その血液を飲んでウイルスを消滅させ、エンド。
真実に迫ってはいますが、展開がHM過ぎて、ここでもお前は地味なのか……と若干不憫に想ってしまいましたw
しかし、殺人鬼と対峙したときの様子は、哲が一番かっこよかった!!!
みんな主人公のことを守ってくれようとするところは一緒なのですが、殺人鬼に敵わない、逃げることも出来ないと悟った哲は、主人公と共に死ぬと言い切ってくれるんですよね。
これは惚れるしかない……。
しかもその後、マザーが庇ってくれる展開にも胸が熱くなりました。
まさか、あのマザーが!
キラーナイチンゲール関連については残酷だけど、マザー、根は悪い人じゃないんだよな……。プレジデントが頭おかしかったばっかりに……。
でもわたしプレジデント結構好きなんですよね。伊織妹は責任取らないから嫌いだけど、プレジデントは潔くてかっこいい! あと美声! 頭おかしいけど!
その人柄と能力とで、殺人鬼やマザーの心に触れて、ちょっとでも救ってあげられることが出来たのは哲ルートならではあったような気がします。
真相ルートは今までで一番すっきりしてる気がする。
っしゃー次は待ちに待ったハマーですわ!!!